広報みよし 106
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広告「認知症」への正しい理解を 認知症は、誰にも起こりうる脳の病気によるもので、85歳以上では4人に1人にその症状があるといわれています。三次市では、約2,300人の高齢者が認知症であると推測され、今後も増えていくことが予想されます。 認知症の人が記憶障害や認知障害から不安に陥り、まわりの人との関係が損なわれることもしばしば見られ、家族が疲れ切って共倒れしてしまうことさえあります。 しかし、周囲の理解と気遣いにより穏やかに暮らしていくことは可能です。だれもが認知症について正しい知識を持ち、認知症の人や家族を支える手だてを知っていれば、認知症になっても安心して暮らせます。「認知症」に関する講師役「キャラバン・メイト」 三次市では、平成20年から認知症に対する正しい知識と具体的な対応方法等を市民の方に伝える講師役「キャラバン・メイト」を養成し、地域、職域、学校などで「認知症サポーター」を養成しています。今までに「認知症サポーター養成講座」を受講された方は、のべ2,600人にもなっています。 「三次市キャラバン・メイト」の皆さんは、月1回の定例会で医師の講演を聞いたり、他市との交流会、メイト間の情報交換により、わかりやすい「認知症サポーター養成講座」を開くために学習されています。「認知症サポーター養成講座」にお申し込みください! 今後、市内各所で、キャラバン・メイトの皆さんが、この紙芝居を使った講座を計画されます。「認知症サポーター養成講座」を希望される地域、職域、学校の方は、お早めに三次市地域包括支援センターへお申し込みください。みんなのみんなの保険保険認知症への理解を深めるために「三次市キャラバン・メイト」の活動を紹介します紙芝居「ちいちゃんが笑った」が完成しました 「三次市地域包括支援センター」、「公益法人認知症の人と家族の会広島県支部三次家族の会」、「三次市キャラバン・メイト連絡会」では、ひらさと ひよこさん作・絵の認知症を理解していただくための紙芝居を企画・制作しました。 物語は、小学校2年生の「ちいちゃん」が、「おばあちゃん」の認知症について「柿木じいさん」との会話の中で理解していくもので、わかりやすい言葉で、小学生をはじめとした幅広い世代の講座等に活用する予定です。広報みよし No.10623申し込み・問い合わせ先 福祉保健部高齢者福祉課地域包括支援係(三次市地域包括支援センター) ☎(0824)65-1144 (0824)65-2299 koureisha@city.miyoshi.hiroshima.jp

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