広報みよし 106
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り、核に依存してきた私たちの暮らしのあり方そのものを問い直しているところです。 対外的には、三次市と友好都市提携を結ぶ市のある中国や韓国との関係が、尖閣諸島や竹島をめぐり、歴史的な背景などに起因した領有権問題で緊張が増しており、今後も友好関係が維持できるよう、平和的な解決を望むものであります。 三次市においては、経済、雇用の状況は依然として厳しい状況にあり、継続的、積極的な産業振興・雇用創出に取り組む必要があります。また、日本全体の問題でもある人口減少、少子高齢化は、三次市行政にとっても大きな問題であります。このような状況に立ち向かうため、増田市長のもと、「生活最優先都市・三次」の実現に向けて取り組みを進めているところであり、地域振興や防災・環境対策、生活基盤整備、子育て、福祉、医療、教育振興、行財政改革など、これからの市政運営に期待するものであります。 三次市議会では、議員活動を市民の皆様に理解してもらうことが重要であると考え、地域固有の問題や市全体の課題について積極的に取り組むとともに、議員同士の議論を深めることが大切であり、そのために議員は議会へ頻繁に足を運ぶことをしなければならないと思っております。 新年明けましておめでとうございます。市民の皆様には、健やかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 年頭に当たり、三次市議会を代表して、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 昨年4月の改選で新しい三次市議会体制がスタートし、市民の皆様には、格別のご指導とご協力を賜っておりますこと、心から厚くお礼申し上げます。 さて、平成23年に発生した東日本大震災、福島第一原発事故の影響は甚大で長期化しており、日本経済はもちろんのこと、世界経済、エネルギー、原発政策に影響を与え、とりわけ環境、原子力政策に大きな影響を及ぼしています。まだまだ復興の途上にある被災地には、今後も大きな支援が必要であ 議会改革への議論が全国的に高まる中、「議会改革推進特別委員会」を昨年6月に設置し、通年議会の実施に関すること、議員活動の活性化に関すること、広報広聴特別委員会の常任委員会化、予算特別委員会の常任委員会化、議員定数に関すること、議員報酬に関すること、一般質問における反問権・反論権の導入の7項目について議論を進めているところです。 予算特別委員会の常任委員会化については、昨年の9月定例会で、予算決算常任委員会を設置し、当初予算、補正予算に決算も含めた全会計について審査することになりました。その他の項目についても、議会改革の推進に向けて、引き続き議論を重ねて参ります。 新たな年を迎え、私たち26人の議員は、5万7千人の代表として、その役割と責任の重さを自覚するとともに、議会基本条例の理念を共有し、市議会の活性化と改革に取り組み、三次市が更に魅力ある「三次市」となるよう、市民の皆様の負託に応えていきたいと考えております。 これからもご支援、ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げまして、新年のごあいさつといたします。平成25年 新年 三次市議会議長沖おき原はら 賢けん治じ「第28回三次義士祭」での「瑤泉院と義士行列」(三次町内) 12月9日(日)、三次ライオンズクラブの主催により、「第28回三次義士祭」が開催され、三次本通り一帯で「瑤よう泉ぜん院いんと義士行列」が行われました。 今回の行列は、瑤泉院とその腰元を「きんさいエイド三次」の皆さんがつとめました。赤あ穂こう四十七士には、三次町出身の俳優 横よこ山やま一かず敏としさんをはじめ、三次藩浅野保存会と一般参加の皆さんがふんし、小雪が舞う中、午前は「専せん法ぽう寺じ」から「鳳ほう源げん寺じ」まで、午後は「鳳源寺」から「照しょう林りん坊ぼう」までの道のりを、義士の演武を交えながら練り歩きました。 「鳳源寺」では、義士法要に続き、居合道、日本剣道形、なぎなたの演武披露のほか、半はん之の丞じょうさんの踊り、義士の演武、餅まきなどがあり、多くの見物客でにぎわいました。ART TIMESきりこちゃんのおでかけガイドただいま募集中住宅案内スポーツ大好き訓練講座図書館へ行こう!主な行事ほか地産地消 みよし物語 Vol.37「健康パン工房わらし・縁側カフェえにし」2728313233343536※写真は、「鳳源寺」の義士堂への階段を一行が上っている様子。広報みよし No.1063今月の表紙

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