広報みよし 106
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三次市では、平成16年度から「行政評価」を導入し、市民の皆さんの参加をいただきながら、市役所の仕事の成果をチェックしています。 昨年11月、平成24年度に実施している事務事業を対象とする「行政チェック市民会議からの提言」が、市長に提出されました。今月号では、その提言内容の要旨をご紹介します。 「行政チェック市民会議�からの提言」とは? 市内部の1次・2次評価終了後、市が行った評価について、公募市民・学識経験者など8人の委員で構成する「行政チェック市民会議」でチェックしています。 今年度は、平成24年度に市が評価した242事務事業の中から、市民会議が重要と思う20件の事務事業を任意に選択し、市民の視点による外部評価が行われました。特 集市民目線で市役所の仕事をチェック!~「行政チェック市民会議」からの提言~子育てサポート事業(育児支援課) 子育て援助を提供する会員(まかせて会員)が少ないようですので、援助を依頼する会員(おねがい会員)の相互援助の推進などによる提供会員の拡大と、子育て世代のネットワーク確立による充実した体制整備をお願いします。3歳未満児保育(保育課) 低年齢児保育の受入体制の整備のため、必要な施設整備を行うとともに、職員体制の確保や雇用条件の改善を行う中で、3歳未満児保育の拡大を進めていくようお願いします。小中学校規模適正化事業(学校教育課) 学校規模が児童・生徒の教育に与える影響を考慮しながら、保護者や関係団体などとの十分な協議を重ねた上で、規模の適正化に取り組むようお願いします。給食調理業務の民間委託(学校教育課) 調理場方式、選択制のデリバリー給食など現在の手法を検証した上で、給食内容を充実させるとともに、計画に基づき給食調理業務の民間委託の拡大に取り組まれるようお願いします。食育推進事業(健康推進課) 食育に関する正しい情報を、広報紙、ホームページ、出前講座等を通じて積極的に発信し、啓発活動を推進するようお願いします。介護予防普及啓発事業(健康推進課) 研修内容などの知識を地域へ伝達し、さらに支援が必要な人へのサポートに活かしていくため、普及活動や啓発を一層推し進めるとともに、地域の指導者の人材育成を図ることをお願いします。健康増進事業(健康推進課) 体の健康とともに、心の健康の重要度も高まっており、地域活動への参加など社会参画を促進するなどの対策も重要です。自分自身の健康に対する自覚を促しながら、健康寿命の認識を高めるようお願いします。活力ある地域づくり総合支援事業(地域振興課) 事前審査、事後審査も含め、担当課による指導や監査を継続し、事業実施後に事業内容や成果など検証し、公表する取り組みが必要です。さらに、この事業終了後も「行政チェック市民会議からの提言」の提出(左から藤田恒造副会長、野原建一会長、増田市長)広報みよし 1月号4

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