広報みよし 108
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春日遅遅、だんだんと日が長くなり、待ち遠しかった春の訪れを感じられる頃となりました。 2月末、三次市老人クラブ連合会「第8回作品展」の会場でのこと、私は作品が発する表現力に引き込まれ、歩みを止めしばらくの間、見入ってしまいました。 出品者は400人を超え、500点以上の作品はみな力作ぞろい。絵画、書、版画、小物など、広い会場いっぱいに展示された様子は実に圧巻でした。中にはとても精巧に作られている「花田植え」を再現した作品などもあり、趣味の世界を超えた作品の数々に、感嘆しきりのすばらしい作品展でした。 また、過日、日本舞踊を通じて地域文化の振興・発展に貢献された功績により、「広島県地域文化功労者表彰」を受賞された花ノ本流師範の花はなノの本もと寿とし次じさんの受賞祝賀会へ出席させていただきました。当日は、花ノ本流宗家の花ノ本壽ことぶきさんも帰三され、多くの出席者で開催されました。 花ノ本寿次さんは、長年にわたり日本舞踊の普及に多大なる貢献をされています。市内のみならず県内においても、地域文化の中心的な役割を果たされており、後進の育成に努められた功績も大きなものがあります。 作品展と受賞祝賀会、二つの会場で共通して感じたのは、円熟した「輝き」です。 これからも皆さんには、地域で、三次市で「輝き」を発し続け、円熟した力を、更にさらに発揮していただきたいと思います。 「いきいき健康日本一」をめざす本市にとっては、皆さんのいろいろな分野での「輝き」こそが、「いきいき健康日本一」を実現する近道になると確信しています。がんばる人の輝きますだのつぶやき連載Vol.20三次市長 増田和俊作品展の様子約30の事例をご紹介いただきました受付をする市民ワークショップメンバー市民ホール建設に向けてVol.18シリーズ【問い合わせ先】 教育委員会社会教育課文化スポーツ係 ☎(0824)62-6191 (0824)64-0067 shakai@city.miyoshi.hiroshima.jp 2月23日(土)、みよしまちづくりセンターで、(仮称)三次市民ホール開館に向けての講演会を開催しました! 長野県茅ち野の市民館の指定管理者 株式会社地域文化創造 代表取締役専務の辻つじ野の隆たか之ゆきさんをお招きして、「市民参加でつくる魅力的な市民ホール」~先進事例に学ぶホールの運営~というテーマでお話いただきました。 茅野市民館で実際に行っている事例をもとに、市民参画でつくるホールの運営について、市民の皆さんと一緒に学びました。茅野市民館って!? �茅野市民館は、「市民一人ひとりが主役になれる市民のひろば」をコンセプトとした二つのホールと美術館、図書室、イベントスペースからなる文化複合施設で、平成17年に開館しました。 �茅野市民館では、開館前から市民が事業の企画に参加したり、市民からなる「NPO法人サポートC」を立ち上げ、企画提案やチケット販売等の運営を積極的に支援しています。広報みよし No.10813

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