広報みよし 108
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厚生労働省は、毎年3月1日から8日までを「女性の健康週間」と定めています。市でも女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごせるよう健康づくりに取り組んでいきます。妊婦さんの吸っている空気は、お腹の中の赤ちゃんに必要な酸素となって届いています。妊娠中にタバコの煙を吸ってしまうと、タバコに含まれるニコチン、一酸化炭素、タールをはじめとした約200種類の有害物質によって、妊婦さんだけでなく赤ちゃんにも害がおよびます。○周囲の人に禁煙を勧め、そのサポートをする。 (市では、禁煙相談を実施し、禁煙をサポートしています。)○タバコを吸い終わった直後の人との会話を避ける。 (有害物質は、喫煙した人の呼気にも含まれ、衣服にも付着しています。)○禁煙の施設を利用する。(「ひろしま健康ネット」(健康生活応援店)に掲載されています。 http://kenkou-net.pref.hiroshima.lg.jp/modules/ouenten/受動喫煙から身を守るために≪三次市の妊婦さんの受動喫煙状況≫� 平成24年に、母子健康手帳の交付時に「たばこに関するアンケート」を行った結果、同居家族の喫煙率は45%で、タバコを吸わない妊婦さんでも、周囲の人が出すタバコの煙によって受動喫煙(※)の危険にさらされています。また、妊婦さん305人中13人(4.2%)の人が妊娠後も喫煙をしていました。※受動喫煙とは:他人の吸ったタバコの煙を周囲の人が吸わされること。※�タバコの先から立ちのぼる煙(副流煙)には、喫煙者が直接吸い込む煙(主流煙)よりも 多くの有害物質が含まれている。(たばこに関するアンケートより)喫煙なし55%喫煙あり45%同居家族の喫煙状況 喫煙や受動喫煙によって、胎盤異常や早期破水など、早産の可能性が高くなり、胎児の成長が制限され、低出生体重の原因となります。乳児期には、乳児突然死症候群(SIDS)の原因になると言われています。妊婦さんがたばこの煙を吸うと…参考:Webサイト健康ネット「たばこと妊娠」(厚生労働省 e-ヘルスネット)ニコチンタール血管の収縮子宮や胎盤への血液量減少酸素の運搬能力低下・胎児の低酸素状態・胎盤機能の低下■ 流・早産■ 分娩時の異常■ 胎児の発育障害■ SIDS 等ヘモグロビンと結合一酸化炭素赤ちゃんと妊婦さんをタバコから守りましょう広報みよし No.10815問い合わせ先 いきいき・ともえ・プロジェクト事務局 福祉保健部健康推進課 ☎(0824)62-6232 (0824)62-6382 kenko@city.miyoshi.hiroshima.jp 福祉保健部高齢者福祉課 ☎(0824)65-1144 (0824)65-2299 koureisha@city.miyoshi.hiroshima.jp 総合窓口センター市民生活課 ☎(0824)62-6134 (0824)63-2809 shimin@city.miyoshi.hiroshima.jp活き生き・共笑“本気宣言!”いきいきともえプロジェクトIkiiki Tomoe Project シリーズ 34

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