広報みよし 108
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問い合わせ先 財務部財政課財政係☎(0824)62-6119 (0824)62-6235 zaisei@city.miyoshi.hiroshima.jp財務書類についての詳細は、市ホームページに掲載していますのでご覧ください。平成23年度決 算三次市の財務書類をみてみよう 市では、新地方公会計制度に基づく財務書類(貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書)を作成しました。これらの書類のうち、主に連結貸借対照表について説明します。※6 行政コスト/�資産形成につながらない行政サービスに係る費用 連結貸借対照表(バランスシート)は、市の各会計、一部事務組合、第三セクターなどを一つの「行政サービス実施体」とみなして、財政状態を全体像でとらえ、これまでに形成してきた資産や、将来返済しなければならない負債(借金など)がどれくらいあるかを一覧にしたものです。 行政コスト計算書で算定される資産形成につながらない福祉や教育などの行政サービスに必要なコスト(費用)は389億円(市民1人あたりでは69万円、前年度は384億円)。※1 連結/「連結の範囲」に掲げる会計・団体・法人※2 基金/すぐに使う予定のない預金など※3 資産/住民サービスのために保有する財産※4 負債/将来の世代が負担する借金など※5 純資産/�現在までの世代が負担した市税や国・県からの補助金などで民間では「資本」にあたるもの 左側が資金の使い道である財産(資産※3)を、右側が資金の調達方法(負債※4と純資産※5)を表し、左右同額となります。教育15%産業振興15%消防1%6%総務環境衛生環境衛生16%16%福祉福祉3%3%土木44%公共資産目的別内訳土木産業振興12%消防3%福祉47%支払利息4%環境衛生5%総務10%教育7%11%1%その他目的別内訳①市のすべての会計②一部事務組合など=備北地区消防組合、広島県後期高齢者医療広域連合③地方三公社=三次市土地開発公社④第三セクターなど=�㈶三次市開発公社、㈶奥田元宋・小由女美術館、 ㈱布野特産センター、㈳三次市観光協会、 ㈶三次国際交流協会、㈱暮らしサポートみよし連結の範囲連結※1貸借対照表市民1人あたり(三次市人口平成24年3月31日現在 56,725人)資産が486万円負債が183万円連結行政コスト※6は?公共資産道路、公園、学校、庁舎など2,491億円(2,490)家計に例えると▶自宅・車・家財など投資等特定目的基金※2、出資金など155億円(150)家計に例えると▶定期預金・投資信託など流動資産現金預金、財政調整基金など113億円(99)家計に例えると▶普通預金・現金など資産合計2,759億円(2,739)負債借入金(市債)など、将来世代の負担で返済していく債務1,036億円(1,049)家計に例えると▶�住宅ローン、カードローンなどの残高純資産これまでの世代がすでに負担して支払いが済んでいる正味の資産(資産から負債を差し引いた額)1,723億円(1,690)家計に例えると▶�資産購入のためにすでに支払った額負債および純資産合計2,759億円(2,739)資金の使い道 ( )は前年度資金の調達 ( )は前年度広報みよし No.1085三次市からのお知らせ

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