広報みよし7月_112
13/36

新芽の淡い緑色が日ごと濃くなってゆき、みなぎる息吹に豊かな生命力を感じます。この時期は、会社や団体などの総会シーズンでもあり、三次市に関連する会社でも、平成24年度の結果が出されました。「奥田元宋・小由女美術館」では、減少傾向だった入館者数が、開館3年目以降、最大にまで回復し、文化振興の拠点的役割を果たすとともに、三次市を代表する観光施設として定着してきました。隣接の「広島三次ワイナリー」では、ワイン出荷量、来場者数、売上高ともに順調で、今年度はさらに増加を期待できるところです。また、「君田温泉森の泉」などでは、前年比で売上額17%増、入湯者数27%増、宿泊者数20%増と大幅に増加しました。同じ道の駅の「ゆめランド布野」でも、リニューアルのため2カ月間の休業期間があったにも関わらず増益となりました。それぞれの施設のスタッフの皆さんが、「お客様のために」と、知恵と工夫、努力を積み重ねていただいた結果であり、皆さんの「がんばり」は本当に力強い限りです。今年3月30日に開通した松江自動車道は、開通前の国道54号に比べ、2倍以上の通行量になっています。松江自動車道沿いの「道の駅」は大変な盛況ぶりで、隣の市としてもエールを送りたいと思います。この尾道松江線効果は、広島三次ワイナリーや君田温泉森の泉にも、追い風となるものと思います。一方で、国道54号では通行車両が半数近くに落ち込み、ゆめランド布野への影響を避けることはできませんが、ペット同伴や二輪車のお客様へのサービスを充実するなど、新たな特色づくりに挑戦しておられます。また、リニューアル効果もあり、レストランはバイキングが好調で、交通量の減少に反して、前年度を上回る勢いです。今後、三次市を「目的地」として来ていただくことが、激しい地域間競争での生き残りにつながるものと思います。さあ、観光シーズン到来です。観光客300万人をめざして、暑い夏に負けない『熱い三次市』をオール三次で創っていきましょう。順調な運営の第三セクターますだのつぶやき連載Vol.24三次市長 増田和俊道の駅 ゆめランド布野「オール三次」で創る三次市622(土)JTサンダーズが三次市にやってきた!「JTサンダーズバレーボール教室」が開催されました(広島県立みよし公園カルチャーセンター)神杉地区・芋いも面づら川がわで「水辺の教室」を行いましたVプレミアリーグのJTサンダーズに所属する選手とコーチ計6人の皆さんをお迎えし、JTサンダーズ交流事業「JTサンダーズバレーボール教室」が開催されました。主に市内でバレーボールに取り組んでいる小・中学生約70人に、基本技術から、やや難易度の高い技術まで、楽しく教えていただきました。教室の最後には交流会を行い、子どもたちは選手やコーチと触れ合い、目を輝かせていました。神杉小学校の4年生が、芋面川の下流で「水辺の教室」を行いました。これは8年前から神杉地区公衆衛生推進協議会の協力で続いているものです。この学習では、川の生き物を使って水質を判定する方法で調べました。評価は「少しきれい」で、きれいな川で見つかるカワゲラやウズムシのほか、スジエビ、カワニナ、タナゴ類などが多く、特定外来生物*であるウシガエルのオタマジャクシもいました。最後に、協議会の平ひら岡おか会長が、「芋面川がきれいな川になるよう今日学んだことを家族にも伝えてほしい」と話されました。スパイクの指導を受ける参加者網を使って川の生き物を集める児童611(火)*特定外来生物とは? 海外起源の外来種のうち、生態系等に被害を及ぼすため外来生物法で飼養を規制等されている生物広報みよし No.11213

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です