広報みよし7月_112
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三次市では、世界の恒久平和と核兵器廃絶をめざし、平成17年6月23日に「三次市平和非核都市宣言」を行いました。この宣言から8年。原爆や戦争の記憶を風化させず、「平和の尊さ」を次世代を担う子どもたちに継承するための取り組みを、市民の皆さんと一緒に進めています。今月号では、「三次市平和非核都市宣言」をはじめ、「平和」に関する取り組みをご紹介します。明あした日も笑いあえるように~「平和の尊さ」を次世代へ引き継ぐ取り組み~三次市平和非核都市宣言特集明あした日も笑いあえるように手をつないでいられるように私たちは永えい遠えんの平和を望むひとがひとを傷つけることのないように核によって命の灯ひが消されることのないように多くの命が一瞬で消えるその悲しみを私たちは伝えねばならないヒロシマに生まれた者としてこれからの未来を担う者として核兵器を捨てよと世界へ向けて訴えよう地球という命を護まもっていくために平和を願う思いをこめてここに非核平和のまち三次市を宣言する「三次市平和非核都市宣言」策定の経過 平成16年4月の市町村合併に伴い失効していた非核自治体宣言の精神を新市に引き継ぐため、原爆投下から60年の節目にあたる平成17年に策定。 次世代への「平和の尊さ」の継承を目的とすることから、被爆・戦争体験者や学識経験者、議会、文化サークル、学校、行政、そして高校生の11人の委員による検討委員会を設置し、宣言文案を作成しました。平成17年4月 三次市非核自治体宣言草稿検討委員会を設置6月 検討委員会が宣言文案を報告 6月23日 三次市平和非核都市宣言(市議会で可決)9月 モニュメント設置(市役所東館玄関前) 10月 パネルを市内小・中学校、高等学校と市役所各支所に設置2013.7.102

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