広報みよし_114
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7月1日から25日まで、市内12中学校区の会場で「市政懇談会」を開催し、延べ905人の皆さんに参加していただきました。各会場では、市長、副市長、教育長と各部局長等が、市の施策や地域の課題等について、市民の皆さんと直接意見を交わし、たくさんの貴重なご意見・ご提言等をいただきました。また、昨年度から市政懇談会に引き続いて行っている「車座対話」を、市政懇談会の会場にならなかった7地区のコミュニティセンターで開催し、市民の皆さんとの「対話」の機会をさらに広げています。「市政懇談会」「車座対話」で皆さんからいただいた、市政や地域課題に関するご意見・ご提言等は、関係部署で対応を協議し、これからの市政に活かしていきます。今月号では、懇談内容の一部を抜粋し、「がんばる」「あんしん」「ぬくもり」「はぐくむ」「かいかく」の5つの施策テーマに分けてご紹介します。「対話」でつなぐまちづくり平成25年度 市政懇談会~「前進」から「実行」へ~特 集がんばる●企業誘致について、市の職員に加え、経験のある民間の人を2~3人雇用し、強力に企業誘致を進めてはどうか。子どもを都会から呼び戻そうと思っても、働き場所がなければ呼び戻すことができない。工業団地が全国で約900カ所ある中で、他と同じ形で企業誘致を行っても実現は難しいのではないか。答企業立地の実現に向け、広島県とともに懸命に取り組んでいるところです。現在、福祉関係の施設で2,000人近い雇用があり、市立三次中央病院でも50人の看護師の増員を進めています。また、外部から相当数の店舗の進出もあり、働く場が全くないという状況ではありません。 ただ、求職と求人とのミスマッチがあることも事実です。工業団地Ⅲ期地区のみならず、遊休施設等も含め、いろいろな面から企業の誘致をめざしていきたいと考えています。 民間の人の雇用については、一つの手法として内部で検討したいと思います。市だけでなく、市議会、商工会議所等も含めた「オール三次」の中で、一体となって三次市における雇用の確保に努めていきたいと考えています。●中国横断自動車道 尾道松江線の開通に関する市の具体的な姿勢が分かりにくい。三次~松江間開通後、三次市で開催するスポーツ大会に松江市からの参加者も見られるようになったので、こうした状況をもっと活用してほしい。答平成24・25年度は、島根県・鳥取県への三次市のPRを強化しており、すでに3月から山陰のテレビ局のCMや、新聞等での告知を進めています。また、新しく作成したパンフレットを島根県内のガソリンスタンドで配布する取り組みや、そのほか、観光公式サイトによる観光情報の一元化、フェイスブック等を利用した旬な情報の発信なども行っています。 6月からは、観光やスポーツ合宿等で三次を訪れた方に、条件を満たせば1,000円分の割り引きが受けられる「三次市観光宿泊・スポーツ合宿助成事業」を展開しています。「みよしあそびの王国(みよし運動公園 憩いの広場)」の整備も進めており、今年4・5月の酒屋地区の観光施設等は、来場者が約17%増加しています。広報みよし No.1143

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