広報みよし115
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 「近所で工事をしているのであいさつに来た」と訪ねてきた男性から、「お宅の屋根が傾いている。隣の家に落ちると大変だ。今なら残っている漆くいを使って1,000円で直してあげる」と言われ、1,000円で直してもらえるなら、と修理をお願いした。作業終了後、「瓦が浮いている。このままだと雨漏りするので屋根全体を工事したほうがいい」と言われ、慌てて約20万円の工事の契約をした。しかし、冷静になってみると契約を急ぎすぎたような気がする。クーリング・オフしたい。■ひとことアドバイス○突然自宅を訪問し、「修理しないと大変なことになる」などと不安をあおり、その場で契約を結ばせる屋根工事に関する相談が後を絶ちません。○事例のほかにも、「今なら通常料金の○割引き」などと契約をせかされたり、長時間居座られて勧誘される等のケースもあります。○「瓦が浮いている」などの説明が事実ではない場合もあります。決してその場では契約せず、相手の言うことが事実なのか、必要な工事かどうかなどを、家族や周囲の人に相談しましょう。○工事を頼む際には、複数業者から見積りを取ることも大切です。○訪問販売の場合、工事が終わっていてもクーリング・オフできる場合があります。困ったときは、市消費生活センター等にご相談ください。(独)国民生活センター「見守り新鮮情報」から消費者の味方問 市民生活課市民窓口係(消費生活センター)  ☎(0824)62-6222 (0824)63-2809 shimin@city.miyoshi.hiroshima.jp相談日時 11月7日㈭・21日㈭ 13時~16時 市では、毎月弁護士による無料法律相談を行っています。事前予約のうえ、ご利用ください。〈無料法律相談をご利用ください〉1,000円のはずが20万円の工事に屋根工事の契約トラブル相談日時 毎週 月・火・木・金曜日の9時~16時 市では、消費生活に関する相談窓口として、消費生活センターを設置しています。トラブルが発生したときや、心配なときはご相談ください。〈心配なときは、消費生活センターへ〉※市では、悪質商法の被害にあわないための消費者出前講座を行っています。 地域や団体でお気軽にご利用ください。知ってからやる獣害対策vol.11このコーナーでは、農作物野生鳥獣害対策アドバイザーの井いの上うえ雅まさ央てるさんに、獣害対策について、わかりやすく解説していただきます。問 農政課農林振興係 ☎(0824)62-6163 (0824)64-0172 nousei@city.miyoshi.hiroshima.jpステップ③囲いや追い払いあなたが自分で農地を守れる人になるためには、囲いや追い払いの基本を知ることです。●柵は完全に囲うこと。動物は柵があれば柵に沿って歩くので、山側だけをコの字型に囲ったり出入口を開けるなど、1カ所でも開いたところがあれば柵とは言えません。●柵は侵入されてからが勝負です。トタン柵をしたけど倒された、ネットを張ったけど破られた、といってその度に撤去して新たな柵に換えるのはコストもかかり、動物を賢くするだけのダメな方法です。トタンをして倒されたなら、トタン柵の前に斜めにノリ網を垂らす、それでダメならノリ網の前に電柵を張る、というふうに防止対策を重ねていくことが重要です。●収穫終了後も囲ってこそが農地を守るポイントです。稲刈りの終わった水田、収穫の終わった果樹園や野菜畑には、冬の間、青草が茂ります。これを食べさせているなら、獣はその場所をえさ場と認識するため、その人こそが獣害を増やしていると言えるのです。 次に追い払いです。サルにしろ、シカにしろ、姿を見ればロケット花火や棒で追うこと。知らん顔や「まぁいいや」は絶対禁物です!「集落ぐるみで取り組む鳥獣被害対策研修会」のお知らせ●と  き 11月11日(月)10時~12時●と こ ろ 三次市福祉保健センター4階 ふれあいホール●申込方法 10月31日(木)までに、電話またはFAXでお申し込みください。※定員(100人)になり次第、受け付けを終了します。集落ぐるみで総合的な鳥獣被害防止対策に取り組むための基礎的な技術習得を目的とした研修会です。このコーナーでおなじみの井いの上うえ雅まさ央てるさんの基調講演があります。2013.10.1024

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