広報みよし_119
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シリーズ第   回みんなの介護保険32正しい要介護認定を受けるためのポイントは? 「要介護認定」を受けるうえで、「認定調査」と「主治医意見書」はとても重要です。現状と違う状態に認定された場合は、介護サービスが不足したり、過剰になってしまう可能性があります。また、介護サービスの過不足は、正しい生活機能の向上につながるどころか、状態の改善を妨げる恐れがあります。正しい要介護認定にご協力をお願いします。問 高齢者福祉課介護保険係  ☎(0824)62-6387 (0824)62-6381 koureisha@city.miyoshi.hiroshima.jp 要介護認定の申請後、認定調査員が自宅などを訪問し、認定調査を行います。調査項目は、全国共通の調査項目(74項目)で行われます。正しい介護度が出るように、認定調査時は次のことに注意してください。できるだけ体調の良いときに受けてください 季節や時間帯で心身の状態が変化することもあります。正しく調査を受けるには、体調の良い時間帯を選ぶようにしてください。家族などに同席してもらいましょう 本人のほかに家族等がいる場合は、今の状態を正確に伝える手助けになります。また、1人暮らしなどで意思表示が困難な場合は、信頼できる知人や民生委員などに同席を頼むのもよいでしょう。調査前にメモを取っておきましょう 言いにくいこと、調査による緊張でついうっかり忘れてしまいそうなこと、病気の既往歴などは、あらかじめメモを取っておき、調査時に提出するのもよいでしょう。無理をしないで調査に臨みましょう 「本当はできないんだけど…」と思っていても、調査員の前では無理にできるように話をしたり、動作をしたりしないで、ありのままの状態を伝えるようにしましょう。認定調査時の注意点 要介護認定の申請時に、「主治医意見書予診票」をお渡しする場合があります。この「予診票」は、主治医が把握できない部分(日常生活の行動等)を自ら記載して、主治医に渡してもらうものです。主治医は、この「予診票」を見ながら「主治医意見書」を作成することにより、より正確な意見書を作成できます。主治医意見書を正確に作成するために日頃から信頼できる主治医を持ちましょう 日頃から本人の状態や病状をよく理解してくれる主治医との付き合いを持つことが大切です。信頼できる主治医が身近にいることは、意見書を作成する際に心強い味方になります。今の状態を把握してもらいましょう 介護を必要とする人の心身の状況は変化しやすいので、申請したら今の状況を知ってもらうために受診しましょう。広報みよし No.11921

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