広報みよし_119
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市民目線で市役所の仕事をチェック!-「行政チェック市民会議」からの提言 -三次市では、平成16年度から「行政評価」を導入し、市民の皆さんの参加をいただきながら、市役所の仕事の成果をチェックしていただいています。12月27日(金)、平成25年度に実施している事務事業を対象とする「行政チェック市民会議からの提言」が、増田市長に提出されました。今月号では、その提言内容の要旨をご紹介します。「行政チェック市民会議からの提言」とは? 市の内部の1次・2次評価終了後、市が行った評価について、公募市民・学識経験者など8人の委員で構成する「行政チェック市民会議」でチェックしていただいています。平成25年度は、市が評価を行った170の事務事業の中から、市民会議が重要と思う2件の施策*1と11件の事務事業を選択し、市民の視点による外部評価が行われました。<*1>「施策(しさく)」…関連した事務事業を1つにまとめて考えたもの「行政チェック市民会議からの提言」の提出(左から藤ふじ田た恒こう造ぞう副会長、森もり邊べ成せい一いち会長、増田市長)施策評価いきいき健康日本一のまち(健康推進課)市民が健康への関心を高めるための施策であることから、各事業をさらに広く市民に周知し、参加してもらうことが大切です。また、市民にはわかりにくい表現を用いているなどの課題がありますので、総合的な視点に立って、施策の推進と改善を進めてください。観光関連施策(観光交流課)“オール三次”での取り組みが始まったようですが、各団体間の連携不足や観光戦略が統一されていない部分がまだ見受けられます。観光に携わる各団体が“オール三次”となって観光振興の議論を深めていくとともに、地元の人自身が楽しめるという視点も大切です。また、地域には面白いネタや逸話もあり、市内観光の周遊性を高めるようなルートづくりや、尾道松江線の開通による、より広域の回遊性の向上も生かした「観光」振興が必要です。さらに、それを「定住」の推進につなげるような工夫もお願いします。事務事業評価延長保育推進事業(保育課)利用者数による費用対効果だけで判断することは避けなければなりませんが、実施する箇所については需要の有無を慎重に判断し、必要に応じて集約化を図ることも考慮して推進されるようお願いします。また、定住や企業誘致にもつながる重要な事業でもありますので、保護者の多様なニーズに応えられる、柔軟性のある保育サービスの提供が期待されます。教職員資質向上事業(学校教育課)教職員においては、子どもと向き合うことが最も大切な事であり、研修が過度の負担とならないように進める必要があります。また、市民との交流などにより、市民感覚の醸成を促すような内容もご検討ください。2014.2.106PICKUPぴっくあっぷ

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