広報みよし122
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計画進行中シリーズ Vol.32若葉の息吹くこの時期の山は、フレッシュなエネルギーを与えてくれます。新年度が始まって1カ月あまり。新しい総合計画がめざす「しあわせを実感しながら、住み続けたいまち」へ全力で挑戦の日々です。「まちづくりはひとづくり」とよく言われます。総合計画でも「ひとづくり」を柱の一つ目に挙げさせてもらいました。それをまさに実践するように、三次市では19の住民自治組織で多くの「ひと」がまちづくりに取り組まれています。他の一例を紹介すると、奥田元宋・小由女美術館では「夢スタッフ」の皆さんが、受付・監視や環境美化などのボランティア活動で美術館を支え、施設運営を通じてまちづくりに参加していただいています。また、「観光ボランティアガイド」の皆さんは、三次町の「運うん甓ぺき居きょ」や多くの小しょう路じなどの深い歴史、石畳や「うだつ」のある美しい町並みなどをはじめ、市内の魅力ある観光資源をより多くの人に知ってほしいと、長年観光ガイドを続けておられます。先日、代表の五ご阿あ弥み 学まなぶさんが勇退されるとお聞きしました。20年以上もの活動に、心からお礼を申し上げます。このように、それぞれのスタイルで多くの「ひと」が、まちづくりに取り組んでおられます。市としても、がっちり後押しをして支援すると同時に、これからのまちづくりを担う「ひと」を育まなければなりません。今年度は、市民ホールや農業交流連携拠点施設など、多くの施設が完成します。いずれも、多くの「ひと」の関わりがなければ、その輝きは生まれません。輝く人たちが集い、施設を輝かせ、まちづくりにつながっていく。そんな「ひとづくり」ができてこそ施設の完成であり、それこそまちづくりの主役は「ひと」ですますだのつぶやき連載Vol.33三次市長 増田和俊「三次さくら祭」でにぎわう三次本通商店街市民ホール建設に向けて 先月号で、愛称が「きりり」に決まったことをお伝えしましたが、工事も着々と進み、工事現場の外から、だんだんと全体像が見えてきました。 4月末現在で、建物の最も高い部分まで工事が進んでいます。5月からは、鉄骨の屋根をかけ、その後、内装工事に進みます。■ホールの客席について 今回は、ホールの客席について、ご紹介します。 市民ホールの客席の大きさは、快適な鑑賞空間を確保するため、現在の文化会館より大きい椅子を計画しています。 椅子の横幅は、文化会館の45㎝に対して、52㎝。椅子の前後の距離は、文化会館の82㎝に対して95㎝で計画をしています。 椅子の配置も、舞台が見えやすいよう、可能な部分を千鳥配置にしています。 客席の空調は、吹き出し口を床等に設け、客席に近い空間を積極的に空調する方式を採用しています。これにより、大きな空間全体を空調するのではなく、人に近い空間を効率的に空調して、より快適な鑑賞空間を確保しようとしています。問 特命プロジェクト推進部 ☎(0824)62-6408 (0824)62-6137問 建築住宅課建築指導係 ☎(0824)62-6385 (0824)62-6404ホール部分(3月15日撮影)が「まちづくり」そのものだと思います。やはり、まちづくりの主役は「ひと」です。広報みよし 2014.5.1011

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