広報みよし122
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PICKUP!㈶三次市開発公社の清算手続き(予定)旧三次長寿村問題についての最終報告旧三次長寿村問題の経過と対応などについては、「広報みよし」へ掲載するとともに、市政懇談会や車座対話を通じて詳細に説明してきました。今回は、未解決となっていた未収家賃請求訴訟の経過を含め、旧三次長寿村問題を総括します。問 管財課管財係 ☎(0824)62-6139 (0824)62-6235 訴訟が終了したことにより、最終的に㈶三次市開発公社の負債と資本が確定⇒必要経費を差し引いた現金残金を含む残余財産が三次市へ移譲⇒清算に関する登記手続きや、広島県への届け出を行い、すべての清算手続きが完了平成24年12月21日(財)三次市開発公社代理人から広島地方裁判所に対し、未収家賃にかかる請求訴訟を提訴平成25年5月9日(有)湯快に対し、請求額どおりの支払命令判決平成25年12月20日広島地方裁判所から公社と連帯保証人の両代理人に対して和解案の提示平成26年4月18日原告、被告の意向を確認のうえ、双方の代理人において和解が成立説明・情報提供等の経過●平成22年5月の㈲湯快代表取締役の失踪による営業停止以降、10回にわたり、「広報みよし」に関係情報を掲載【主な掲載内容】 ▶休業までの経過と今後の対応 ▶土地・建物明渡し訴訟の提起、判決と明渡し執行 ▶㈶三次市開発公社の解散方針と市民の皆さんから寄せられた質問への回答(5回シリーズ)●平成25年7月の「市政懇談会」12会場と、8月の「車座対話」7会場で、旧三次長寿村問題の経緯などを説明(延べ1,055人出席)債権確保の取り組み●㈲湯快と保証人に対する未収家賃請求訴訟の実行●㈲湯快に対する水道料金滞納分請求訴訟の実行 ▶平成25年4月9日に、水道料金、訴訟費用の支払いを認める判決が確定し、時効が10年に延長 ▶水道料金と下水道使用料の滞納分は、定期的に調査を行い債権確保に努める施設・土地の利活用策の検討●市内部組織での施設・土地利活用策の検討 建物に関する調査を行い用途の検討を行うとともに、職員ボランティアによる清掃作業を実施●商工会議所、広域商工会、観光協会、市議会および市による「旧三次長寿村利活用検討会」での利活用の検討と意見交換を実施【主な検討結果】 ▶現状では施設に耐震等の新たな改修や再利用のための投資は適切でない ▶老朽化が進み、景観や防犯上の観点からも地域の意見を踏まえ解体が必要 ▶可能な限り有効活用できる具体策を検討再発防止の取り組み●市の出資する団体の経理や運営が適正に行われているか、外部監査を通じてチェックし、経営者の意識改革など再発防止に向けた取り組みを進める【これまでに行った外部監査】 平成24年度 ㈱三次ケーブルビジョン  平成25年度 ㈱広島三次ワイナリー 三次市は、今後も債権確保、再発防止に取り組みます。また、移譲された施設と土地の利活用については、「旧三次長寿村利活用検討会」での検討結果を踏まえ、市の方針を決定していきます。未収家賃請求訴訟の状況広報みよし 2014.5.107

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