広報みよし123
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「もしも」のときの情報防災・行政情報伝達システムが7月スタート問 危機管理課危機管理係 ☎(0824)62-6116 (0824)62-2951災害発生時等に、適切な対策や避難を行うためには、正しい情報を得ることが重要です。三次市では、避難情報などの緊急情報を、ケーブルテレビ(CATV)の音声告知放送、防災行政無線、オフトーク、マスコミやインターネット、広報車など、様々な方法でお知らせします。【注】ただし、これらの情報が市民の皆さんに十分に伝わらない場合も想定されます。その場合は、隣近所や地域の方と協力し合って、積極的に情報を収集してください。情報伝達方法の現状・課題現在の情報伝達は、合併時の旧1市4町3村それぞれの方法で運用しており、旧三次市はCATVによる「音声告知放送」、布野町と作木町がNTTの「オフトーク」、他の5町が「防災行政無線」で行っています。しかし、「防災行政無線」はシステム機器の老朽化、「オフトーク」は平成27年2月末日でNTTのサービスが終了することが決定するなど、情報伝達方法の見直しが必要になりました。様々な情報伝達方法の比較検討した結果、光ファイバー網の有効活用や経費面などから、旧三次市のみで運用しているCATVの音声告知放送を全市域に拡大し、「防災・行政情報伝達システム」として整備することとしました。今年度は、7月から布野・作木地区の運用を開始します。 これにより●本庁から情報の一斉放送●Jアラート*との連携●各避難所への端末設置●停電時の放送が可能●行政情報の充実を図ること など が可能になります。*「Jアラート」…全国瞬時警報システムまた、平成25年11月から運用を開始している「防災一斉メール配信サービス」とあわせて運用することにより、よりきめ細かな情報伝達が可能になります。整備スケジュール●平成26年7月 布野・作木地区整備完了・運用開始●平成26年度 君田・三和・甲奴地区整備●平成27年度 吉舎・三良坂地区整備利用料等 月額216円(税込)●宅内工事費(標準額) CATV加入者 5,000円~1万円 CATV未加入者 1万8,900円※詳しくは、事前説明会等でお知らせします。市民一人ひとりや地域での備えで日本一安全で安心なまちをめざす「東日本大震災」や、全国各地で相次ぐ最近の異常気象ともいえる長雨・豪雨の影響による洪水・土砂災害等により、市民の皆さんの「防災」に対する関心は高まるばかりです。こうした中、市内の各地域では、「自主防災組織」が結成され、「防災マップ作り」や「避難訓練」など、「もしも」への備えの取り組みが繰り広げられています。また、危機管理課でも、安全・安心なまちづくりを進めようと、各機関と連携しながら、あらゆる危機・災害を想定した情報伝達訓練や、防災のための設備等の整備を進めています。これらは、市民の皆さん一人ひとりや地域での日頃の備えがあってこそ生かされてくるものです。“日本一安全で安心なまち”が実現できるよう、今後とも、皆さんのご理解とご協力をお願いします。危機管理課長勝かつ山やま 修おさむ特 集「もしも」に備える広報みよし 2014.6.105

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