広報みよし124
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毎年、梅雨の終わりの時期になると「47災害」のことを思い起こします。1週間降り続いた大雨が江の川流域を襲った大災害でした。三次市街地も水没し江の川流域の集落は壊滅的な被害を受け、かけがえのない命も奪われました。江の川沿いの私の家も当然ながら浸水し、まだ若かった村職員時代に体験した、この「47災害」は私自身の防災に対する姿勢の原点となりました。ここ近年、幸いに三次市では、大きな自然災害は少ないのですが、決して「災害の備え」を怠るわけにはいきません。地域防災力の向上のための「自主防災組織」も、昨年度までにすべての住民自治組織単位で設立されました。この自主防災組織では、災害について学んだり備蓄品をそろえたりするとともに、災害が起きた時に支援が必要な方の状態など、日々変化する地域の状況を把握することが可能で、地域にとって大変有効な「備え」だと思います。さらに市でも、多くの自治体や各種団体と災害時の応援や協力の協定を結び、「備え」をしています。4月には、大おお歩ぼ危け、小こ歩ぼ危けなどが有名な徳島県三み好よし市と災害時相互応援協定を締結しました。災害が起こった時に、お互いに食糧・飲料水や生活必需品を送ったり、職員を派遣したりする協定で、地理的に離れ同時に被災する可能性が低いため、万が一の時に有効的であるとの考えからです。また、先日は広島県LPガス協会備北地区協議会と、災害時に被災者へガスボンベなどを優先的に提供していただく協定を結びました。「備え」に決して終わりはありません。市民、自主防災組織、協定先など、「備え」に終わりなしますだのつぶやき連載Vol.35三次市長 増田和俊和田地区内での避難訓練の様子実行委員会会議の様子問 三次市民ホールプレイベント実行委員会事務局(社会教育課内)  ☎(0824)64-0092 (0824)64-0067計画進行中市民ホール建設に向けてシリーズ Vol.34三次市民ホールプレイベント実行委員会 委員募集!マナー研修会等のほか、市民ホール開館の機運を盛り上げるイベント等を企画・実施しています。皆さん参画してください。プレイベント実行委員会の取り組み プレイベント実行委員会では、市民ホールの運営を市民がボランティアで支える仕組みを検討しています。全国的にも、市民が積極的・主体的に関わることで、舞台芸術関係者から高い評価を得ている文化施設がたくさんあります。三次市民ホールもそれをめざしています。マナー研修を開催します 自主事業等では、「おもてなし」の気持ちでお客様をお迎えしなければなりません。そのため、新しん祖そ美み智ち恵えさん(新祖ビジネスマナー塾)を講師に、マナー研修を開催します。参加される方は、事前にお申し込みください。第1回 マナーとコミュニケーション、発声、あいさつ●と き 7月15日(火)19時~●ところ 三次市文化会館大会議室第2回 来客対応●と き 8月1日(金)19時~●ところ 三次市文化会館大会議室第3回 ホールでの実地研修●と き 8月28日(木)19時~●ところ 三次市文化会館大ホールそれぞれの皆さんと市がしっかり連携をとって、「みんなで高める地域の防災、減災の推進」を実現しなければなりません。広報みよし 2014.7.1011

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