広報みよし125
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これは市政懇談会での声でした。今、私たちは、三次市の「これから」をどうするのか、大きな「岐路」に立っていると思います。市内12会場での市政懇談会を終えて、特にその思いを強くしました。今年は、地域ごとの懇談テーマに「地域の将来像」が多く取り上げられ、将来の地域の姿を描きながら、建設的な議論がなされました。関心が高かったのは、人口減少と少子高齢化する三次の現実を直視した第2次三次市総合計画で、真正面からこれに挑戦するとしたことや、日本創成会議の「若年女性人口の減少により2040(平成32)年に約3割の自治体に『消滅』の可能性がある」とするショッキングなリポートが大きく報道されたことが、きっかけになったものと思われます。三次市は、「消滅」の可能性がある都市には入っていませんが、若年女性の減少やこれによる少子化、そして人口減少は確実に進行しています。危機感を持って「これから」を考えなければならない大きな「岐路」にあることは確かです。国においても大胆な少子化対策や子育て支援策を議論する機運が高まっています。よりスピーディーに国をあげての大胆な対策が講じられることを切望しますし、三次市はこれらの流れを先取りして、女性の社会参画を強力に推し進めるとともに、働く女性が子育てしやすい環境を作り出すなどの積極策を打ち出していきます。私自身もそうですが、ややもするとマイナスにとらえがちで困難と思えるようなことですら、発想の転換では将来へのエネルギーにすることもできます。そんな思いで「これから」を描き続ける限り、必ず、地域は将来へつながっていくと信じています。「岐路」にある今、10年後、20年後岐路に立つ今ますだのつぶやき連載Vol.36三次市長 増田和俊市政懇談会応募・問 社会教育課(三次市民ホールプレイベント実行委員会事務局)    ☎(0824)64-0092 (0824)64-0067 市民ホールは、建物は平成26年11月に完成しますが、その後は開館準備・調整期間とし、市民の皆さんに本格的に利用していただくのは平成27年3月からの予定です。 これに先立って、市民の皆さんが出演される「グランドオープンイベント」を開催し、文字どおり市民のためのホールとしてスタートを切りたいと思います。普段の活動の成果を発表できる絶好の機会です。積極的な応募をお待ちしています。の三次市が「しあわせを実感できているか?」を真しん摯しに考え、挑み続けます。地域のため、三次市のため、そして将来のために、今、一緒に汗をかきましょう。●と  き 平成27年2月21日(土)の夕方・22日(日)※2月21日の昼間は、「伝統芸能・芸能フェスティバル(子どもたちによる神楽・田楽・和太鼓等の発表会)」を開催する予定です。●と こ ろ 三次市民ホール(主に大ホール)●対  象 市内を中心に、神楽、和太鼓、ダンス、吹奏楽、演劇などの活動している各種文化団体●応募方法 まずは電話かFAXで、①団体名、②演目、③代表者名、④代表者の住所・連絡先をお知らせください。※出演順番や時間など、詳しいことは出演者等と協議して決めます。平成26年6月布野近郷神楽共演大会三次市民ホールグランドオープンイベント出演者募集!計画進行中市民ホール建設に向けてシリーズ Vol.35 「若い人に魅力ある地域に!」「子育てしやすいまちに!」2014.8.10 広報みよし12

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