広報みよし125
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ミヨシ電子株式会社株式会社サンエー●特徴等 時代の最先端を疾走する情報エレクトロニクスの分野にあって、情報通信機器と電子デバイスの厚膜基板、高周波デバイス、半導体センサとこれら半導体複合モジュール等の生産・開発・設計(EMS、OEM、ODM)を事業とし、長年培ってきた開発・設計・製造ノウハウと新たなテクノロジーを駆使して多くのお客様のニーズに応えていらっしゃいます。なかでも高周波デバイスとモジュール*は業務用無線機器に使用され、世界シェアの33%を獲得されています。創出される多くの製品群は、身近にある自動車やスマートフォン等の中に使われて●特徴等 ディーゼルエンジンは高性能でありながら、多くのNOx(窒素酸化物)を排出します。その欠点を補うのが、尿素SCRシステムといわれる排ガス浄化装置で、尿素水を尿素SCR触媒に噴霧することで育成したアンモニアと排気ガスのNOxを反応させ、環境に無害な窒素と水に還元します。㈱サンエーはその尿素SCRシステムに欠かせない「尿素水識別センサー」を世界で初めて開発したメーカーで、世界のメジャー3社と国際的な競争を行っています。売り上げ数量の約90%が海外向けです。現在は国内外の建設機械や農業機械会社が主な顧客ですが、今後トラックや乗用車への搭載も決まっており、飛躍的に生産を拡大されます。また、燃料の品質をとらえエンジンや排ガス除去装置を保護する「燃料センサー」の販売も行われています。今年の9月には、センサーチップ製造ラインを茨城県の工場から三次工場へ移設し稼働される計画です。●目標等 今後さらに産業機器や家庭用機器などのお客様の省エネ用途にも薄膜セいるにもかかわらず、残念ながら私たちの目に直接触れることはありませんが、一生懸命働いているそうです。*一般的に「デバイス」とはコンピュータ内部の装置や周辺機器を、「モジュール」とはシステムの一部を構成するひとまとまりの機能を持った部品をいいます。ここでいう「高周波デバイスとモジュール」は、無線機のパワーアンプ部を司る半導体を指します。会社概要本 社兵庫県川西市久代三丁目13番21号広島事業所三次市東酒屋町306番地代表者取締役社長 前まえ川かわ 泰やす久ひさ設 立昭和43年10月19日資本金4億円売上高185億2,200万円(連結)従業員1,010人(連結)事業内容情報通信機器および半導体関連製品の開発製造グループ会社㈱シナジーテクニカ(三次市)、MEC.i㈱(東広島市)、㈱Wave Technology(兵庫県川西市)会社概要本社・三次工場三次市南畑敷町870番地38三次センター三次市十日市西四丁目4番1号さいたま事業所さいたま市浦和区上木崎/南区南浦和(開発事務所)代表者代表取締役社長 山やま岸ぎし喜き代よ志し設 立昭和46年9月1日資本金3億1,000万円従業員80人事業内容産業用センサーの設計・開発、製造、販売主な取引先FIATグループ各社、コベルコ建機㈱、三菱ふそうトラック・バス㈱、他国内外のトラックメーカー、建機・農機メーカー等三次市の製造品出荷額の約3割を占めるのが電子・デバイス等です。今回は、これらの製品を製造する事業所のうち、三次工業団地に立地する2社をご紹介します。前川取締役社長山岸代表取締役社長尿素水識別センサー●地域活動等 CSR活動の一環として環境保全・美化活動を始め、社外講演会への講師の派遣、地域行事への積極的な参加とともに、三次市発展のためスポーツ・教育・市民行事へ多数協賛を行われています。●従業員採用計画 ミヨシ電子では、平成27年4月入社予定者については終了されましたが、関係会社の㈱シナジーテクニカで、高校卒業予定者7人程度、大学・専門学校卒業予定者(工学系)5人程度を採用予定です。物作りに興味があり、前向きで自ら行動できる積極的な人を求めていらっしゃいます。ンサー技術の応用を進め、「インテリジェントなセンサー技術で世界の環境改善に貢献する」ことを全社の目標とされています。製品一つひとつには、社員の弛まぬ努力と技術が込められており、社員が一丸となり、会社とともに成長していく方針です。●従業員採用計画 現在、急激な受注増加に対応するため、開発設計、生産技術、品質管理、製造、4つの部門で中途社員と新卒社員(大卒、専門、短大および高卒)を募集中です。広報みよし 2014.8.1013

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