広報みよし127
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三次市は今、人口減少や少子高齢化、そしてそれに伴う様々な課題に直面しています。これは日本全体を飲み込もうとする大きな課題です。いかに困難な課題であろうと、私たちはこの大きな流れに屈するわけにはいきません。この課題に真正面から向き合い、「市民のしあわせ」を実現するために、これまで以上に「地域と行政の協働」、そしてこれまで以上に語り合い、知恵を出し合い、力を合わせることが必要不可欠です。もちろん、まちづくりの主人公は市民の皆さんであり地域の方々です。私たち地域応援隊の95人は、市民の皆さんが地域の発展のために力を発揮できるよう、全力を尽くしてバックアップし、ともに取り組んでいきます。地域応援隊の役割は、市民の皆さんとしっかり「対話」することと「つなぐ」ことを行い、市民と行政の垣根を低くし、市民の皆さんの力を引き出し、ともに地域づくりに取り組むことです。さらには、市民の皆さんの熱意と活力が、地域の発展に直接につながるようにすることです。また、「参加」と「行動」によって地域の課題を解決し、本市を構成する誰もが、それぞれの役割と義務や責任に基づいて、情報や目的を共有し、信頼し合い、対等な立場でまちづくりに取り組んでいける三次市をめざすものです。隊員は、気概を持って前向きに取り組み、地域とともに考え、ともに論じ合いながら、地域住民による主体的な活動を後押しし、信頼関係による協働の取り組みを進めていきます。これにより、地域が活性化し、さらにその先には、三次市のめざすまちづくりにつながっていくことを期待しています。今年は、三次市の「挑戦」の年です。将来の三次市を見据え、一丸となって取り組んでいきましょう。増ます田だ 和かず俊とし三次市地域応援隊隊長三次市長地域応援隊の役割は、市民としっかり対話し、つなぐこと、そして信頼関係を築くこと市民の皆さんを全力でバックアップし、ともに取り組んでいきたい行ゆき政まさ 豊とよ彦ひこ三次市地域応援隊班長(三和町自治連合会担当)市民生活課長問 地域振興課自治振興係 ☎(0824)62-6395 (0824)62-6404地域応援隊は、地域イベントの協力で来ていただくわけではありません。隊員の皆さん一人ひとりの力を地域のために生かしていただきたいと思います。市職員の皆さんは、まちづくりの担当者として、普段の業務を通じて地域とのつながりや関わりが必ずあると思います。地域応援隊の隊員だけでなく、市職員の皆さんも一緒になって隊員と連携し、力を合わせてほしいと思います。これから、地域住民が主体的に取り組む事柄に関して、地域応援隊と住民自治組織がともに考え、ともに論じ合っていきます。その過程の中で、地域との関わり方やこれからの地域について、市職員全員が一緒に語り合いながら取り組んでいくことが大切だと考えます。そのことが、新たな協働のまちづくりや地域課題の解決につながり、最終的には持続可能な地域づくり、子どもからお年寄りまで、誰もが安心して住めるまちづくりにつながるのではないでしょうか。今後の地域応援隊の活躍に期待しています。隊員の皆さん一人ひとりの力を地域のために生かしてほしい田た村むら 眞しん司じさん三次市住民自治組織連合会会長広報みよし 2014.10.103

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