広報みよし127
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問 学校教育課教育指導係  ☎(0824)62-6187 (0824)62-6288「基礎・基本」定着状況調査県内の小5と中2を対象に、国語、算数・数学、理科、英語の4教科で実施。「タイプⅠ」は基礎的・基本的な知識や技能の定着を問う問題、「タイプⅡ」は知識を活用する問題。小学校(5年生)の理科以外は広島県平均を上回る三次市の教育がめざすもの ~小中一貫教育の推進を通して~県調査では、小学校国語Ⅱ、中学校英語Ⅰにおいて、県平均を5ポイント以上上回り、特に「書くこと」の問題で成果が見られました。一方で、小学校理科Ⅱは県平均を下回っています。また、中学校理科Ⅱにおいても、平均通過率が50%を切り、小・中学校ともに、理科に課題が見られます。三次市では、平成23年度から小中一貫教育を推進しています。学習と生活の両面について、小学校入学時から中学校卒業時点を見通して、つながりのある指導を今後も行っていきます。■小学校 (平均通過率 %)国語Ⅰ国語Ⅱ算数Ⅰ算数Ⅱ理科Ⅰ理科Ⅱ三次市74.767.482.071.674.262.1広島県73.962.279.769.873.963.5比 較+0.8+5.2+2.3+1.8+0.3-1.4■中学校 (平均通過率 %)国語Ⅰ国語Ⅱ数学Ⅰ数学Ⅱ理科Ⅰ理科Ⅱ英語Ⅰ英語Ⅱ三次市76.476.677.153.961.749.077.755.7広島県73.873.573.952.759.847.972.551.8比 較+2.6+3.1+3.2+1.2+1.9+1.1+5.2+3.9現在の中学校2年生が小学校5年生だった時の県平均通過率との差を比較したところ、国語、算数・数学ともに向上しています。三次市では、小学校から中学校への系統的な指導を大切にし、全小・中学校で三次版「授業モデル」に基づいた授業づくりに取り組んでいます。三次版「授業モデル」では、授業展開の中に、図のような3つの学習活動を取り入れています。特に「考えをもつ」学習場面では、自分の考えをノートに書いてまとめることを大切にしています。今年度の学力調査から見られる傾向は、このような取り組みによる成果の1つと捉えています。3年間の伸びを見てみると…4(ポイント)2103H23(小5)H26(中2)国語算数・数学■平成23年度(小5)から平成26年度(中2)の 同一集団の推移(県平均との差)三次版「授業モデル」考えを相互作用し合うペア、グループで思考させて思考を比較させて学習の振り返りをさせて考えを表現するキーワードを活用させて話型を活用させて全員に表現させて考えをもつ見通しをもたせて既習事項・経験を活用させて思考をメモにとらせて広報みよし 2014.10.107

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