広報みよし127
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人・農地プランを作成し、機構を活用した場合の支援事業 「人・農地プラン」を作成し、「農地中間管理事業」を活用することで、一定の要件を満たせば、次の支援を受けることができます。「人・農地プラン」を作成し、機構を活用した場合の支援事業●地域集積協力金 機構にまとまった農地を貸し付けた地域へ協力金を交付●経営転換協力金 中心となる経営体へ農地を貸し付けた農業者へ協力金を交付●耕作者集積協力金 機構の借受農地に隣接する農地等を機構へ貸し付けた農業者に協力金を交付「人・農地プラン」を作成し、中心経営体に位置付けられた担い手の支援事業●スーパーL資金金利負担軽減 認定農業者のスーパーL資金5年間無利子化●青年就農給付金(経営開始型) 就農後最大5年間給付金を交付 (年間150万円)問 (一財)広島県森林整備・農業振興財団(農地中間管理機構) ☎(082)541-6192 (082)541-5177 http//hsnz.jp 農政課農林振興係 ☎(0824)62-6164 (0824)64-01723回シリーズの最終回。ステップ③“自分でやる囲いや追い払い”の実践活動です。まずは、“自分でやる囲い”についてです。実は、柵で囲っても「守れる田畑」と「守れない田畑」があるんです。「守れる田畑」とは「柵のある所に行っても食うものは何もない」と動物に思わせる、田畑の周囲に余裕のある圃場(例:写真②③のの部分)のことです。写真①は、電気柵の外に稲穂がはみ出しています。これでは、柵に沿ってイノシシが餌にありついてしまいます。せっかくの柵が「柵さえ探せば餌にありつける」餌付け装置になっているのです。写真②は、三和町成な広ひろ谷だに地区の大豆展示圃。写真③は、糸井乙地区の野菜展示圃です。どちらも柵の周囲に余裕があり、獣たちは外から作物に触れることができず、また人にとっては柵の管理が容易です。次に、“追い払い”についてです。イノシシやシカ等の動物を見かけたら、そのまま見過ごさず追い払うことが大切です。成広谷地区や糸井乙地区では、「集落みんなで追い払いに取り組む」ことが大切であることを勉強しました。イノシシやシカに「ここの集落の人は怖い、ここに出てきたら大変だ」と思わせるよう、音や道具で追い払っています。写真④は、成広谷地区での追い払い用の「花火発射器」製作の様子です。知ってからやる獣害 対策実践事例紹介その3問 農政課農林振興係  ☎(0824)62-6163  (0824)64-0172①柵の外に稲穂が出ています③野菜展示圃②大豆展示圃④花火発射器の製作地域農業のこれからをみんなで話し合い人・農地プラン検討会で審議三次市が決定人・農地プラン原案作成地域の課題・担い手の高齢化・後継者不足・耕作放棄地の増加・農地の分散 など関係機関のサポート・市・県・JA・農業委員 など「人・農地プラン」に基づく担い手への農地集積(農地中間管理事業による農地の集約)広報みよし 2014.10.109

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