広報みよし129
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随所に三次の特色を醸し出した施設の建設を計画していますが、観光・交流の集客は施設単体(点)ではなく、まち全体(面)で取り組むものと考えています。来訪者にはまちめぐりで三次地区を回遊して楽しんでいただくことが大切です。そのためには、三次地区の随所にある、“魅力ある地域資源”を有効に活用していかなければなりません。ハードの整備ばかりではなく、ソフトの取り組みも重要になってきます。今後、この「基本計画」に基づいて、三次地区の住民の皆さんと協議しながら、拠点施設の設計・施工や管理運営方針のまとめ等を進めていきます。※詳しくは、市ホームページをご覧ください。問 地域振興課自治振興係 ☎(0824)62-6395 (0824)62-6404  施設規模他の既整備施設を参考にして、建物について1,300㎡を目安に考えました。  施設の配置まちめぐりの発着地となることをイメージし、車で来た人にはアクセスしやすいよう国道側に駐車場を配置し、中心となる施設建物は三次本通商店街へアクセスしやすいように、敷地の東側に配置するよう考えました。概ね現在の文化会館と同様の配置になります。また、施設と駐車場の間にはエントランス広場を設け、屋外でのイベントや催し物に供します。  外観・内観[外観イメージ案]現在の三次地区の町並みの原形が江戸時代の藩政時代に形成されたと考え、当時の政治の中心であった三次藩の御館(藩方)をイメージした案と、県北の商都として栄えた三次地区をイメージした町家(商都)風の案の2通りを考えました。[内観イメージ案]三次ならではの阿久利姫や鵜飼、三次人形に着目した特色のあるエントランスをイメージしました。展示コーナーには、三次を舞台とする稲生物怪録、そしてその主人公である稲生平太郎の屋敷や妖怪を紹介する関連資料の展示をイメージしています。【1案】三次藩の御館(藩方)のイメージエントランスのイメージ【2案】町家(商都)風のイメージ展示コーナーのイメージ今後の課題施設計画における課題●展示機能や体験機能の具体化●三次地区住民意見の継続反映●管理運営に関する方針の立案と住民参画※県警三次町交番の移転・整備についての調整まちづくりにおける課題●観光・交流の集客は施設単体(点)ではなく、まち全体(面)で取り組むもの●ソフト的な取り組みの重要性●まちづくり活動の継続・連携●行政との協働によるまちづくりの推進蒸気機関車について移設を検討する第2駐車場国道375号駐車場やバックヤード等の使い方について調整・検討を図る三次本通商店街などへアクセスしやすい動線歩行者はいずれの方面からもアクセス可能とする移設や拠点施設駐車場と兼用などを検討建築施設駐車場エントランス・広場バス回転場歩行者・自転車動線小型車動線大型バス動線広報みよし 2014.12.1011

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