広報みよし131
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市民目線で市役所の仕事をチェックPICKUP!施策評価ものづくり・商売に携わる人材の育成と起業促進(商工振興課)求人内容と求職者ニーズにミスマッチが生じる状況のなか、求人動向に対応した職業訓練を進めていくことが必要です。また、「女性」や「シニア」に対する起業時の支援は充実してきていますが、今後は「若者」にも対象を広げることや、起業後のフォローに留意することが必要だと思われます。さらに、商工会議所や広域商工会などの関係団体との連携は不可欠と考えますので、起業希望者の情報共有も含め、密接な連携をお願いします。住民自治の推進(地域振興課)住民自治組織における担い手の高齢化・固定化は多くの地域で課題となっています。これまで構成員とならなかった、テーマ型の団体やNPO法人、地域おこし協力隊のようなまちづくりに関心のある個人が組み込まれる仕組みづくりが必要です。また、住民自治組織が活動を行う財源として、いわゆる縦割りで地域団体等へ補助金が交付されている実態があると思われます。これでは、地域で一体的な活動にはならず、本来、住民自治組織が担うべき機能効果を十分に発揮できません。他市の事例を参考にしながら、総合的な補助金交付の方法の検討も必要だと考えます。なお、支援にあたっては、地域の実情を踏まえたうえでの対応をお願いします。事務事業評価子育てサポート事業(育児支援課)子どもの急な発熱などの際、サポートがあれば安心です。一方で、提供会員と依頼会員との登録者数間に大きな差があり、ニーズはあるが対応しきれていないといった懸念がありますので、制度を利用しやすい環境づくりや雰囲気づくりに努めてください。また、事件や事故の報道でも見られるように、預かる側に対する研修の時間や内容面での一層の充実が必要です。なお、三次市の合計特殊出生率が全国25位ということは喜ばしいことです。ぜひとも全国1位をめざしてほしいと思います。文化振興活動支援補助事業(社会教育課)補助金交付の対象として、事業の対象範囲が異なるものが混在していることに疑問を覚えます。また、補助金交付の適否については、これまでも補助してきたから引き続き交付するのではなく、その審査基準を明確にし、毎年ゼロベースで審査する必要があると考えます。医療機器等整備事業(病院企画課)市立三次中央病院の医療体制の充実は、この地域に住む多くの人の幸せにつながります。広島県北部とその周辺といった広域の拠点病院とし「行政チェック市民会議からの提言」とは… 市内部の1次・2次評価終了後、市が行った評価について、公募市民・学識経験者など8人で構成する「行政チェック市民会議」でチェックしていただいています。平成26年度は、今年度に三次市が実施した7つの施策*と164の事務事業の中から、市民会議が重要と思う2件の施策と11件の事務事業を対象に、市民の視点による外部評価が行われました。*施策とは…関連した事務事業を一つにまとめて考えたもの。― 行政チェック市民会議からの提言 ―森もり邊べ成せい一いち会長(左)から提言書の提出を受ける増田市長(右)平成26年12月26日(金)、「行政チェック市民会議からの提言」が、増田市長に提出されました。その提言内容の要旨をご紹介します。2015.2.10 広報みよし10

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