広報みよし132
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●「ふるさと暮らし希望地ランキング」で広島県は18位に 今年2月に発表された「ふるさと暮らし希望地ランキング2014(NPO法人ふるさと回帰支援センター実施)」によると、平成25年までずっとランキング外だった広島県が、初めて18位にランクインしました。大きな要因の一つとして、今年度から広島県が移住施策に力を入れ、10月から専属相談員を配置して移住希望者に直接情報提供してきたことなどが挙げられます。三次に移住してどうですか?三次市移住者等意識調査定住情報発信みよしで暮らそう!シリーズ1シリーズ1定住情報発信みよしで暮らそう!シリーズ10問 定住対策室定住対策係 ☎(0824)62-6129 (0824)62-6404●移住希望者のニーズ把握のために意識調査を実施 一口に「移住」といっても、退職後に田舎暮らしを希望して、子どもをのんびり育てたいから、仕事で転勤になって…と、移住目的や年代は様々です。移住希望者のニーズは年々多様化しているので、定住者を増やすためにはそのニーズを把握し、的確に対応したサービスをきめ細かく提供しなければなりません。そこで、移住者受け入れ地としての三次の強みと弱みを抽出するため、昨年10月に移住した方や市内企業への転勤者など400人を対象に意識調査を行いました。 一般的に移住希望者が重視する条件としては、自然環境や医療、交通の便、生活環境、自然災害が少ないことが上位を占めています。しかし、アンケート結果によると、三次市への永住希望者が重視した条件としては、「出身地」「親の居住地」の要件が比較的高く、「縁ゆかり」が移住を決心する大きなポイントになっていることがわかりました。四年前の広報紙を開いてみました。就任あいさつのページに、「私自身の考えを私の言葉で市民の皆さんにお伝えしていきたい」と小さく書いていました。そんな思いから始めた「ますだのつぶやき」も、回を重ねて42回目となりました。市長という身構えをほどいて、「なるべく行政用語を使わない」で、心のまんまを伝えたいと「つぶやき」とタイトルを決めたのでした。会合などで、「いつも読ましてもらってます」と声をかけていただくと、素直にうれしいものです。もちろん、叱咤激励もいただきます。お叱りも「つぶやき」が運んだキャッチボールのひとつ、「対話」の大切さの証です。市長の職責は、あくまでも市民の皆さんから与えていただいているものです。ですから、市政の方向は、徹底した市民目線と市民感覚が基本でなければいけません。就任以来、ずっと「対話の行政」にこだわり続けているのはそこにあります。市政懇談会や車座、市役所での市長対話など、市民の皆さんと直に話をさせていただくことで、見落としていた課題がわかったり、これからやろうとしている施策の方向がはっきり見えてきたりします。まさに、「対話」でつくっていく行政は、「市民が主役」になるという大きな役割も果たしているわけです。これからの三次市は、市民の皆さんと行政が一緒になって知恵を出し合い共に汗を流す、そんなまちづくりでなければ、三次のこれからを切り拓くことはできません。そのためにも、広報紙やホームページで市の情報をしっかり発信していくことがとても大切になります。「まちづくりに取り組む」と言うと大げさに聞こえますが、興味や関心のある事を広報紙やホームページでご覧いただくだけでも、まちづくりへの市民参加になるのです。きっと、何か新しい発見があると思います。「対話」こそ市民が主役そのものますだのつぶやき連載Vol.42三次市長 増田和俊旧本館で第1回目のつぶやきを執筆する様子県も移住施策に力を入れている今が、移住地としての“広島県三次市”をPRする大きなチャンスです。意識調査の結果や県の情報をもとに、移住施策を充実させ、人口社会増減ゼロをめざします!広報みよし 2015.3.1013

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