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三次市長増田 和俊市長就任ごあいさつ「子育て」と「定住」を    ひたすら実行します三次市長として引き続き職責を担わせていただくことになりました。無投票当選であったことからも責任はより重大であり、身の引き締まる思いで決意も新たにしています。この度の選挙は、「これまで」の4年間のまちづくりを市民の皆様に厳しく審判していただくとともに、「これから」のまちづくりの方向と手法を選択していただくものであると捉え、挑ませていただきました。これからのまちづくりは、市民と市役所がともに汗を流し知恵を出し合うことでしか成り立ちません。行政が地域に出向き、対話をしながら一緒に考え、スピード感をもって進めることが決め手となります。すでに市職員による地域応援隊を発足させている狙いもそこにあります。自治体が消滅するかもしれないといった危機が指摘されている人口減少と少子高齢社会。三次市はこの大きな課題に真正面から挑むために、国の総合戦略に先がけて合併10年の節目に、第2次総合計画を策定しています。国の地方創生の流れを先取りしたことで、急ぐべき取り組みが早く有利に実行できます。だから、守りではなく攻めの姿勢で打って出る大きなチャンスだといえます。地方を創生するには「子育て」と「定住対策」が、もっとも急がなくてはならない課題となります。そのために、①保育料を2人目はすべて半額、3人目からすべて無料②0歳児保育、夜間保育に加え病児保育の実施③不妊治療費の全額補助といった3つの約束に合わせ、中高一貫教育校の誘致など総合的な教育力を充実することで、「女性が働きながら子育てできる環境 日本一」を実現させなければなりません。また、中国やまなみ街道の開通により、若い世代の住みやすさの魅力がアップするとともに、高い拠点性によって企業進出への魅力も高め「仕事」を確保することで定住へと繋がります。さらに、住みやすさのポイントである医療は、市立三次中央病院を拠点に安心の医療環境を充実させることで、定住の魅力アップを図ります。中心部の都市機能整備が一段落し、いよいよ本格化する周辺整備は、定住への中心的な取り組みとなります。利便性と自然が「ちょうどいい田舎まち」といった三次の魅力を発信しながら、新しい発想の定住対策を打ち出さなくてはなりません。5つの増田ビジョンを着実に進め、「しあわせを実感しながら、住み続けたいまち」を創りだすために、これからもまっすぐ、ひたすら実行していきます。どうか、三次をもっともっと良くするために、これからも市民の皆様の力をお貸しください。広報みよし 2015.5月号3

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