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昭和20年8月15日の戦争終結から、今年で70年の節目を迎えます。また、ヒロシマにとっては被爆70年―。当時の記憶が「時」とともに風化していくことが懸念されます。戦争を二度と起こしたくないという人々の思いを、未来につなげるために、今を生きる私たちが、平和について考えることが大切です。今月は、今年、成人式を迎える若者と、70年前の8月6日、広島に原爆が投下され、悲惨な状況の中で救護に従事された二人からの体験談を交えて、平和に向けて何が大切なのか、その思いを紹介します。「時」を越えて―未来に平和の襷たすきをつなぎます戦後年70特集板金 小・中学校では、広島平和記念資料館に行き、学習したことがあります。被爆者の方から話を伺う機会もあったのですが、その日は体調を崩したため、伺うことができませんでした。資料館の展示物(残された爪)を見た時は、大変ショックでした。最近は、過激派組織IS(イスラミックステート)の過激な行動が気になります。山﨑 私も資料館に行ったが、あんなものではなかった―。もっとひどかったからね。木村 本当にひどかった―。山﨑 私は、三次高等女学校(現在の三次高校)の4年生。当時は飛行機の翼を作ったりしていました。勉強なんてほとんどしなかったですよ。板いた金がね 恭きょう平へいさんProle三良坂町在住・19歳平成27年度成人式実行委員として、成人式の企画や運営に携わる。木き村むら 雪ゆき江えさんProle上志和地町在住・84歳(終戦当時14歳)山やま﨑さき ミサコさんProle上志和地町在住・87歳(終戦当時17歳)広報みよし 2015.7月号4

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