miyoshi137-L
12/32

今月号から隔月で、三次で活躍されている女性にスポットをあて、今、そしてこれから頑張って何かを取り組もうとする人たちにエールを送ります。今回は、上志和地町で木材加工の分野で事業展開をされている寺河未帆さんです。みよしの女性にエールを!Prole 女性創業塾のメンバーとともに「たちあおいの会」を設立。三次の活性化のために、三次観光サポートスタッフ等としても活動。また、「アートの小箱 イラストレーター山さん東とうななか」としても活躍中。取締役社長 寺てら河がわ 未み帆ほさん有限会社一いち場ば木工所会社概要所 在 地三次市上志和地町195-1設   立平成元年11月(創業 昭和42年)従 業 員3人事業内容フローリング・鴨居・敷居など住宅部材造作加工取り扱い木材広島県産ヒノキ・スギ間伐材やカナダ産モミの木事業内容住宅用内窓、複層ガラス、木質階段の製造イラストレーター山東ななか画「カフェうさぎ」モミの木を使用した「うさぎのイスキット」一場木工所外観1私の思い―大好きな木とデザインで三次を元気にしたい!私らしさを求めて―10年間勤務した会社を退職後、実家の会社に入社。当時は、子育てと介護が重なり、仕事との両立に悩んでいました。いつしか「私らしさを失っている」という思いが湧き上がり、好きなデザインを生かして、何かできることはないかを模索。イラストレーターとしての道を歩み始めるきっかけとなった時期でした。異業種との交流―大きく変わり始めたのは「たちあおいの会(*1)」を立ち上げてからです。そこは、自分を表現できる貴重な場でした。グループでの活動が次第に大きく発展し、「自分たちで販売体験できる機会と、楽しみながら三次の魅力をアップできるイベントがしたい」という思いから「たちあおいマルシェ(*2)」の開催に至りました。一度離れた三次に戻り、たちあおいの会や三*1「たちあおいの会」とは…女性ならではの視点・発想を生かし、異業種交流を通してお互いの向上をめざすことを目的とするグループ。*2「たちあおいマルシェ」とは…たちあおいの会が主催するイベント。個々の事業紹介と市民の交流の場。三次商工会議所が実施する「まちおこしチャレンジ事業」に認定された。次観光サポートスタッフなどに携わってきたことが、今の自分にとっては大きな糧になっています。いろいろな角度から三次を見ることで、もっと三次の女性に頑張ってほしいと感じています。女性ならではの視点を生かし―包むという優しい日本の文化をキーワードに、女性ならではの視点を大切にしています。現在、三次産のヒノキを使い、異なる業種の女性とのコラボレーションから生まれたアイディアの商品化に取り組んでいます。私たちの活動を三次の女性の皆さんに知っていただき、「自分も何かを始めてみよう!」と一歩を踏み出すきっかけになるよう期待しています。広報みよし 2015.8月号12

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です