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三次で活躍されている女性にスポットをあて、今、そしてこれから頑張って何かを取り組もうとする人たちにエールを送ります。今回は、江田川之内町で木のおもちゃの販売を通して、その魅力を発信されている川かわ添ぞえ由ゆ起き子こさんです。みよしの女性にエールを!Prole おもちゃコンサルタント*の資格を持ち、木材を使用した工作の指導も行う。森のおもちゃの会の一員としても活躍中。代表 川かわ添ぞえ 由ゆ起き子こさん木のおもちゃHはANなA会社概要所 在 地三次市江田川之内町503-1設   立平成16年6月事業内容木製玩具・工作キット(オリジナル)、保育家具・遊具販売川添さんが出会った木のパズル店内(木のおもちゃHANA)大人も子どもも楽しめる木のおもちゃ2私の思い―もっと木のおもちゃの魅力を伝えたい!木のおもちゃの ぬくもりに魅かれて―県外で就職し、日々忙しく働く中、作家の方からいただいた手作りの木のパズル…。「これを作れたら楽しいだろうな」という思いからおもちゃ作りを教わる日々が始まりました。その後、木のおもちゃで遊ぶ子どもたちの姿を見て、もっと木のおもちゃについて知りたいと思い、おもちゃコンサルタントの資格を取得しました。起業! ゼロからのスタート―三次の実家に戻ってきた当時、三次市周辺では木のおもちゃを購入できるところはなく、「三次の方に木のおもちゃの良さを伝えたい」という思いからお店を開こうと思いました。しかし、その頃は起業を支援す*「おもちゃコンサルタント」とは… 日本グッド・トイ委員会が認定する優良なおもちゃや、遊びをバランスよく与えることのできる〝遊びの栄養士〟。る制度も無く、すべてがゼロからのスタートでとても大変でした。まだ2人目の子どもが小さかったので、お店の中にベビーベッドを置いて営業していたことを思い出します。今では木のおもちゃの販売だけでなく、地元の木にもっと親しんでもらうため、ワークショップ用のキットを考案し、地元の方と協力し製品化するなど、少しずつ「思い」が形になっています。地元の木材を生かし―木のおもちゃは、できなかったことが自然とできるように、子どもたちのチャレンジする気持ちをそっと手助けしてくれる、とても素敵なものです。その魅力を三次の木材で作ったおもちゃでお伝えするために、もっといろいろなノウハウを持った方と協力していきたいと思います。広報みよし 2015.10月号16

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