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「私には到底考えられない!」そう思うくらい障害物だらけのコースをライダーに操られたオートバイが、山へ向かって駆け上がり、いとも簡単にクリアしていきました。先月、吉舎町の灰塚ダムトライアルパークで、東は埼玉県から西は鹿児島県まで、各地から選手を迎えて開催された、オートバイによるトライアル競技の全国大会でのことです。今回のトライアル競技は、自然の斜面などに配置された障害物を、オートバイに乗ったままいかに走破するかという、ライダーの技を競い合う競技だそうです。絶妙のバランス感覚でオートバイを手足のように操る様子に、思わず「すごい!」と驚嘆しました。会場となった灰塚ダムトライアルパークは、灰塚ダム整備に合わせて整備され、その後も管理をされている競技チームのメンバーの皆さんが一緒に、雑木まちづくりの形増田和俊思わず息をのむ技の数々vol.49連載三次市地域おこし協力隊員を紹介します!シ定住情報発信みよしで暮らそう!シリーズ1シリーズ1定住情報発信みよしで暮らそう!シリーズ18申・問 定住対策課定住対策係 ☎(0824)62-6129 (0824)62-623510月1日に地域おこし協力隊として就任した個性派の3人をこれからよろしくお願いします。Prole大阪市出身。祖父母が備北地域に住んでいることもあって、三次市の協力隊を志望。フットサルを愛するスポーツマン。挑戦したいこと夢は市内の小・中学校にフットサルコートを作ること。三次には運動公園が多く環境が整っているので、こういった施設を活用しながら、スポーツを通して若者を呼び込み、地域の交流につなげたい。藤ふじ原わら 裕ゆう介すけ さんProle広島市出身。以前ウェブの制作会社を経営。現在、動画共有サービスYou Tubeで、「地域おこし協力隊 アント」の名前で三次の魅力を発信中!挑戦したいことインターネットを使って三次の「商い」を応援したい。すでにしている人はもっと元気に、これからする人も元気になるように、精一杯協力したい。畑はた本もと アントニー ルイスさんProle広島市出身。協力隊就任前から甲奴町に縁あって通うようになる。前職ではドミニカ共和国赴任を経験し、離職後も世界中を旅して見分を広める行動派。日本語はもちろん、英語とスペイン語を話せる国際派でもある。挑戦したいこと外国人観光客を三次へ呼び込み、地域の素朴な暮らしを体験してもらって、三次に根付いている文化を世界に発信したい。杉すぎ浦うら 快かい さんを伐採し、岩やコンクリート製品を運んでコースを拡充し、さらに休憩施設やトイレなどを、こつこつと整備されたそうです。そして、年数回の草刈りを行い、訪れる人たちに気持ちよく使ってもらい、モータースポーツの振興や三次市のPRになればと、がんばっておられます。中国地方の中心に位置する地理的条件と2本の高速道路が交差する高い利便性もあり、中国地方でも指折りの施設として評価されているそうです。「スポーツのまち みよし」に取り組む私としても、多様なスポーツの推進ができますし、なにより市民の皆さんが、それぞれ得意な分野で取り組まれていることが、三次市の知名度や好感度アップにつながることは、本当に素晴らしいことだと思います。これからのまちづくりには、住民自治組織のような地縁型コミュニティはもちろん、今回の競技チームのような「目的型」コミュニティの力も重要です。今後も幅広い市民の皆さんと一緒に、三次市のために頑張っていきたいと思います。広報みよし 2015.12月号14

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