miyoshi143-L
14/32

早いもので、新しい年も1カ月ほどが過ぎました。今年も元旦から年賀の会に参加し、笑顔の皆さんに一杯の元気をいただきました。その元気を4日の仕事始めで市職員に伝え、市役所の新しい一年もスタートしました。1月は三次商工会議所の新年互礼会をはじめ20回を超える会に参加できましたが、どの会場も笑顔にあふれていました。皆さんの明るい表情から三次市にとって良い一年になることを感じました。今年は「地方創生元年」といえる年です。「戦略策定」から「事業実施」の年となります。いち早く昨年10月に策定している「三次市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に4つの重点施策を定め、事業の展開を図っていきます。4つの重点施策は、①子育て・教育の充実、②定住対策、③観光・交流の推進、④農業の振興ですが、その中でも中国やまなみ思いを胸に秘めて増田和俊重要な観光拠点「三次ワイナリー」vol.50連載街道の全線開通により、拠点性・利便性が飛躍的に向上した今、「観光・交流の推進」に大きなチャンスが巡ってきていると思っています。昨年の観光客数をみても、オープン1年目の「トレッタみよし」を新たに加えた三次ワイナリー一帯を中心に、三次市全体で1割以上増やして目標の300万人を突破させることが出来ました。今では、20年を超える「三次ワイナリー」は、三次市の観光に欠くことのできない拠点となっています。今後さらに盛り上げていこうと思っていた矢先、若い支配人の訃報に接しました。施設の立ち上げから現在にいたるまで三次ワイナリーを支えてくれた人物でした。今日の三次ワイナリーのにぎわいがあるのは、スタッフの皆さんをはじめ多くの関係者の方々の情熱と努力があったからです。その中心を担っていた支配人であっただけに若すぎる逝去が残念でなりません。「これからも三次ワイナリーを三次市の重要な観光拠点として、観光振興とまちづくりに積極的に取り組まなければならない」、そんな強い思いを改めて胸に秘めた、若い支配人の悲報でした。生前の尽力に感謝し心から哀悼の意を捧げます。日本の伝統文化を中学・高校・大学が連携して体験することで、自らのキャリアや将来について考えるきっかけになるように、日彰館高校の主催により開催されました。広島大学百人一首愛好会の皆さんが読どく手しゅを務め、吉舎中学校と日彰館高校の生徒96人が3人1組で32チームに分かれ、熱い闘いを繰り広げました。大会終了後は、日彰館高校茶華道部による新春茶会に、大会に参加した中学生らが招かれ、茶の湯の世界を体験しました。第10回百人一首かるた大会・第9回新春茶会(日彰館高校)115金広島大学百人一首愛好会によるデモンストレーション集中力を発揮して、1位となった「チームKISA」(日彰館高校1年生、左から柳やなぎ本もとさん・山やま﨑さきさん・升ます田ださん)「畳の上の格闘技」とも言われる競技かるた新春茶会の様子広報みよし 2016.2月号14

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 14

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です