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市民目線で市役所の仕事をチェック-「行政チェック市民会議」からの提言 -平成27年12月28日(月)、「行政チェック市民会議からの提言」が、増田市長に提出されました。その提言内容の要旨をご紹介します。森もり邊べ成せい一いち会長(中)と佐さ藤とう明あき寛ひろ副会長(左)から提言書の提出を受ける増田市長(右)【施策評価】❶都市の中枢・拠点性の強化(都市建築課)三次駅周辺の整備に関して、事業は完了し、外観はきれいに整備されましたが、特に夕方は、送迎の車や歩行者、停車中のタクシーなどで大変混雑し利用者にとって危険な状況です。車で訪れた際、誤ってバスのロータリーに侵入してしまう事もありますので、現場の状況を十分に把握したうえで、改善や市民への周知を求めます。また、三次駅周辺の整備は、国内外から人を呼び込むうえでも、まちの魅力向上のための重要な施策の一つです。今後、市民の声を聞きながら、三次らしさの追求と憩いの場としての整備をお願いします。❷市民の期待にこたえる市役所づくり(総務課) 今後ますます、市民と行政との協働が求められるなかで、市民も自らできることは行うという意識改革が必要です。市職員も、協働相手(市民)を尊重し、決して指揮命令するのではなく、よりフラットな関係を意識していただきたいと思います。また、組織間の縦割りの意識がより強くなっているようですので、横のつながりを強化していただくとともに、縦のつながりでは若手職員の提案を柔軟に受け止めることのできる組織づくりをお願いします。【事務事業評価】❶ゆたかな国際感覚育成事業(地域振興課) 中学生・高校生の時期に海外に行くことは、大変効果があるものと考えます。しかし、補助対象者や補助額等の検討と、事業実施後の検証を継続的に行う必要があります。事業の仕組みとしては、中学生から高校生まで一貫した取り組みとなるように再検討を求めます。これまで積み上げられたノウハウは、引き続き全体で活用できるような工夫が必要と考えます。❷東京オリンピック・パラリンピック事前合宿誘致事業(スポーツ課) 三次市のアピールポイントを精選するなど、緻密な計画づくりが必要です。誘致が実現しなかった場合でも、三次市全体として市民誰もがスポーツに親しむ気運が高まる取り組みにすることを忘れてはなりません。❸高齢者見守り隊事業(高齢者福祉課) 地域によって活動状況にばらつきがあると考えられます。行政は、それらの状「行政チェック市民会議からの提言」とは…市内部の1次・2次評価終了後、市が行った評価について、公募市民・学識経験者など9人で構成する「行政チェック市民会議」でチェックしていただいています。平成27年度は、市が評価対象とした5つの施策*と158の事務事業の中から、市民会議が重要と思う2つの施策と12の事務事業を対象に、市民の視点による外部評価が行われました。*施策とは… 関連した事務事業を一つにまとめて考えたもの。広報みよし 2016.2月号8

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