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❾街角ECOステーション事業(環境政策課) 住民自治組織が対象の当事業は、内容があらかじめ決まっているため、事業の形骸化を懸念します。回収量に応じた補助金を紙やアルミ缶にも対象を広げるなど、地域が努力したことに対して還元できるような仕組みづくりをすることで、より効果のある事業となるように検討する必要があると考えます。❿花の里みよし推進事業(地域振興課) 美しい景観形成のための事業であることは理解できますが、事業の計画性については疑問を覚えますので、地域の景観の方向性を示したうえで実施すべきと考えます。また、個人への苗木の配布については、植えた後の広がりが不透明であり再検討すべきです。樹種についても、サクラ・モミジの名勝は各地にあることから、地域の特性に応じた、より三次らしい視点の検討が必要と考えます。 自治振興活動費補助事業地域力向上支援事業(地域振興課) 自治振興活動については、住民自治組織設立の経緯や今後の行政と地域のあり方を含め、発展させていく必要があります。しかし、地域づくりの担い手となる住民自治組織への支援の方法は、現在のあり方が最適だとは言えない状況と考えます。また、行政全体として、住民自治組織に対する補助金は、この2つの他にも多くあり、各部署縦割りの中でそれぞれの支援を行っている状況です。事業の受け皿は同じであり、仕組みを整理することによって、さらに有効な支援の方法が確立できると考えます。況の把握に努め、責任関係を整理し、多忙な民生委員・児童委員の業務の負担軽減を図る必要があります。❹地域交通事業 〈市民バス・デマンド・市民タクシー〉(地域振興課) 交通弱者の移動手段を確保するという点では、事業の継続を望みます。しかし、利用者が0人といった状況もあり、地域の実情に応じながらも再編の必要があると考えます。また、民間事業者の協力を得ながらも、住民自治組織等が協力・関与することを検討していただき、全体として地域公共交通が確保されるよう努めてください。❺商店街等支援 〈みよし産業 応援事業〉(商工労働課) 商店街活性化のために引き続き推進してほしいと考えますが、商店街を取り巻く問題を根本的に解決するには至っていない状況です。また、事業を実施する場合には、きちんとした審査を行い、実施後の効果・成果についても検証すべきと考えます。❻高校生キャリア育成事業(商工労働課) 高校生に対し、三次市にどういった職業・企業があり、どれだけの人が働いているかという情報を提供する場としてだけでなく、参加者を通じて、三次市の企業の情報が市外へ広がることも期待できます。提供する企業の情報も、商工会議所や広域商工会の協力を得ながら増やし、「拡大」の方向での検討を求めます。❼定住対策情報発信事業(定住対策課) 人口減少は、どこの自治体でも直面している問題ですが、緻密な計算と戦略的な取り組みが必要だと考えます。一方で、知らない人を受け入れることに抵抗感を持っているといった地域の声もあるので、以前から住んでいる人にとってもメリットがある施策を充実させることで、三次市がより魅力的なものとなることが重要です。❽みよし田舎ツーリズム協議会活動支援(観光交流課) 地域の活性化に寄与するものと考えますが、協議会としては十分に機能しているとは言えず、取り組みも形骸化しているように思えます。個々の民泊の取り組みについては引き続き支援が必要と考えますが、協議会への支援の継続については、運営体制のあり方や効果を十分に考慮する必要があると考えます。問 企画調整課企画調整係 ☎(0824)62-6115 (0824)62-6137※このほか、行政評価全体に対する意見等もいただいています。詳しくは、市ホームページをご覧ください。行政チェック市民会議の様子広報みよし 2016.2月号9

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