miyoshi149L
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問 地域振興課地域づくり係 ☎(0824)62-6395 (0824)62-6235取材を通して、人口減少・高齢化が進む一方で、「この地域で暮らし続けたい」と考える人が多くいることを知りました。また、まちづくりには、市民一人ひとりの参加はもとより、住民自治組織(自治会)やNPO法人、サークル、学校、企業といった、いろいろな〝軸"の活動があるということが分かりました。「参加の仕方は一つではないのだ。いろいろな関わり方がある。あっていい」。今回、私が強く感じたことです。すでに多くの方々が地域で頑張っています。一方で、まちづくりをしたい、三次のために活動したいと考えながらも、どう行動していいのか、どこに相談すればいいのか分からない人もいるでしょう。「はじめの一歩」をためらう気持ちもあるかもしれません。いま三次で、「何かをしたい」と思っている人が、「手伝って欲しい」「仲間が欲しい」と願う人と出会えているでしょうか。私は「十分出会えていない」と感じました。それはなぜなのか。「まちづくりについての動かなければ、 始まらない。変わらない。情報が伝えきれていないのではないか」と思いました。「しあわせを実感しながら、住み続けたいまち 中山間地の未来を拓く拠点都市・三次」―これは三次市がめざすまちの姿です。市民の皆さんも、遠方から三次を応援してくださる人も、多くの人が一緒に楽しみながら「まちづくり」に関わっていければ、明るい未来が拓けていくのではないでしょうか。どうすれば熱い思いを持つ人同士をつなげることができるのか…。その方法を考えて、形にしていくことが、三次で暮らし、働く私の役割です。そのためにまずは、自分が住んでいる地域に入って、地域のことを「知る・学ぶ・考える」ことから始めたいと思います。あなたが普段感じているささいな疑問にも、まちづくりに向けてのヒントが詰まっているかもしれません。広報みよし 2016.8月号11

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