miyoshi149L
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住民の支え合い 地域の助け合い甲奴町では、NPO法人GガANンBボOの呼び掛けで、若者が中心となり地域のにぎわいづくりと安心して暮らせるまちづくりを展開しています。また「地域と地域」「人と人」をつなぐ役割を果たしています。川西自治連合会では、最初のビジョン策定から10年が経過し、新たな地域生活拠点「川西郷の駅」を核とした「田舎ぐらしが楽しい里」をめざして、次のまちづくりの展開に向けて挑戦しています。NPO法人元気むらさくぎでは、公共施設の指定管理を受けているほか、移動支援サービス「さくぎニコニコ便」を運行しています。また、配食サービスなど安全・安心で住みやすいまちづくりをめざして様々な事業を行っています。多様な「まちづくり」への挑戦Q地域のあり方について、どう考えていますか住民自治組織による地域活動に移行して10年が経過しました。各住民自治組織は「地域まちづくりビジョン」を策定し、それに沿って地域のあるべき姿を描き、特色あるまちづくりを展開してきました。しかし、人口減少や少子高齢化、若者の流出など深刻な地域課題に直面しており、今後どのようなまちづくりの方向性を示していくかが重要なときです。そのことを地域ごとで悩まず、横の連携を行い、議論を繰り返し、地域課題の解決に挑む必要があります。Q地元の酒屋地区では、どんな取り組みをされていますか住宅団地の新しい住民の皆さんに、コミュニティセンター等の施設の活用方法等の地域情報を提供し、自治会への加入について協力をお願いしています。この取り組みによって、移り住んだ皆さんが酒屋地区になじむことができ、暮らしやすい環境や新しいコミュニティの形成につながっていると実感しています。Q箕田会長にとって、「まちづくり」とはなんですか地域で暮らすすべての人たちが、交流を深め、支え合い、助け合うことが必要です。また、自分の身近にある地域資源に気付き誇りに思い、宝として活用することが、持続可能な地域を構築する第一歩ではないでしょうか。また、私たち地域住民にとって一番大切なのは、子どもたちです。これまで地域を支え、守ってこられた高齢者の知識や知恵を生かし、子どもたちに自信を持ってバトンを渡すことができる「まちづくり」を進めていきたいと思います。住民自治組織連合会の会長に聞いてみました三次市住民自治組織連合会会長 箕みの田だ英ひで紀きさん広報みよし 2016.8月号9

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