miyoshi151L
6/32

JR三江線の廃止が決まりました新しくバス等を運行します9月1日、三江線沿線6自治体で組織する三江線改良利用促進期成同盟会の臨時総会で、JR西日本米子支社 松まつ岡おか俊とし宏ひろ支社長から「JR西日本として三江線の鉄道事業はどのような形態であっても行わない」と伝えられました。〔三江線廃止の理由〕 ①「拠点間を大量に輸送する」という鉄道の特性を発揮できない。 ②市町内で完結する移動の地域ニーズに鉄道が合致していない。 ③5カ年の利用促進の取り組みにもかかわらず、利用者の減少に歯止めがかかっていない。 ④過去10年において二度の大規模な自然災害が発生し、被災と復旧の繰り返しは社会経済的に合理的でない。さらに、今後について次のような考えが示されました。 ・公共交通を担ってきた事業者の立場として、地元と一緒により良い地域交通策定に向けて積極的に関わる。 ・初期投資費用の全額と一定期間の運営費用を負担する考えである。 これを受けた期成同盟会としては、存続を望む声が多く寄せられる中で、撤退は残念ではありますが、決定権を有するJR西日本の判断を受け止めざるを得ませんでした。 9月30日、JR西日本からJR三江線を平成30年3月31日をもって廃止する届が提出されました。JR三江線の廃止表明がされ、廃止届が提出されました。~ JR三江線に関する住民説明会を開催 ~9月1日の三江線廃止表明の説明と今後の交通確保への意見を聞くために、住民説明会を開催しました。三江線の廃止を残念がる声とともに、廃線敷の維持管理や今後の新しい交通について意見が出されました。また、これからも三江線がある限り積極的に乗りたいという声も聞かれました。〔住民説明会〕 ◦9月14日(水)みよしまちづくりセンター  36人参加 ◦9月15日(木)作木山村開発センター  73人参加住民説明会の様子広報みよし 2016.10月号6

元のページ 

page 6

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です