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2016三次市の子どもの学力【学力調査(広島県)の結果を受けて】6月7日(火)に「基礎・基本」定着状況調査(以下、県調査)が、各小・中学校で一斉に実施されました。この調査は、県内の小学校5年生と中学校2年生を対象に、国語、算数・数学、理科、英語(中学校のみ)における前学年までの学習内容の定着状況を把握するものです。また、生活と学習に関する意識・実態についての調査も実施されました。県調査の結果を受けて、三次市の児童生徒の学力や学習の状況をお伝えします。● すべての教科で県平均を上回る● 小中一貫教育によって9年間の確かな成長を支えています小学校 教科別通過率(%)中学校 教科別通過率(%)国語算数理科■広島県 ■三次市5060708063.767.269.472.960.662.4国語数学理科英語■広島県 ■三次市69.772.75060708066.871.651.852.369.676.3成果と課題•調査を実施した教科のうち、中学校理科を除き平均通過率が60%を超えていることから、学力はおおむね定着しています。•中学校数学と中学校英語は、県平均を5ポイント程度上回り、学力はかなり定着してきています。•中学校理科は、通過率が60%以下であり、基礎的・基本的な学習内容の定着が十分でなく、引き続き課題です。※「通過率」とは、正答率(○)と準正答率(△)を合わせたものです。※「タイプⅠ」は基礎的な知識を問う問題、「タイプⅡ」は知識を活用する問題です。小・中合同研修の様子左のグラフは、算数・数学における県平均との差について、現在の中学校2年生の生徒が小学校5年生だった時(H25)の算数と今年(H28)の調査の数学の通過率を比較したものです。県の平均通過率との差がプラスに大きく伸びています。これは、小学校から中学校までの9年間を、系統性・連続性のある教育活動を進めるため、小・中学校のつながりを大切にした授業づくりや、少人数・習熟度別学習を行ってきた成果といえます。「基礎・基本」定着状況調査(算数・数学)の県平均との差(ポイント)小5(H25)県平均との差中2(H28)県平均との差0123456算数・数学タイプⅠ算数・数学タイプⅡ広報みよし 2016.10月号8

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