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湯本豪一コレクション個人としては「日本一の妖怪コレクション」と言われているものです。稲生物怪録や百ひゃっき鬼夜やぎょう行絵え巻まき、浮世絵師 歌うたがわ川国くによし芳や月つきおか岡芳よしとし年の錦絵など定番の資料にとどまらず、鍔つばや印いんろう籠、半はんてん纏や着物、焼物や紙芝居、ポスターなどの近代、現代資料、さらには妖怪のミイラまで含まれます。他では見ることのできない資料や未公開の資料も数多くあり、妖怪文化の裾すそ野のの広さを体系的に知ることができる貴重なコレクションです。三次地区拠点施設三次市文化会館跡地(三次町)に、平成30年夏の開館を目標に事業を進めている三次地区の文化、観光、交流、まちづくり等の拠点となる施設です。展示棟と交流棟の2つの施設で構成し、広場や駐車場なども整備します。展示棟は「(仮称)湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)」とし、寄贈された湯本豪一コレクションや稲生物怪録をはじめ、妖怪をテーマとした展示を行う予定です。問 政策課政策係 ☎(0824)62-6407 (0824)62-6223九きゅう尾びの狐きつね図ず刺さし子こ半ばん纏てん(裏地)河かっ童ぱ図ず鍔つば傘お化け図印いん籠ろう百鬼夜行絵巻(部分)丸メンコ妖怪研究家。妖怪に関する資料収集、研究を行いながら、川崎市市民ミュージアム学芸員、学芸室長を経て、大学で妖怪などについて教える。(東京都江戸川区在住)湯本豪一さんプロフィール広報みよし 2017.2月号3

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