miyoshi155L
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平成29年4月使用分(6月請求分)から、現水道事業(旧三次市エリア)の水道料金体系を見直し、水道料金を改定します。また、平成29年4月から、現簡易水道事業(旧町村エリア)の新規接続時の施設分担金(加入金)が変わります。●水道料金改定の経緯水道料金(旧三次市エリア)は、経営努力により平成8年度に改定して以来21年間据え置いてきました。近年の人口減少、少子高齢化といった人口構成の変化、節水意識の向上や節水器具の普及により水需要は減少しており、今後も給水収益の大幅な増加は見込めません。一方で、施設の維持管理費や老朽化した施設の更新費の増加などで厳しい経営状況が続くものと推測しています。また、平成29年4月1日に簡易水道事業を水道事業に統合することに伴い、現在2つある料金体系を一本化する必要や販売損(水をつくる値段と売る値段との差)が生じているなどの問題も抱えています。こうした状況を踏まえ、「三次市水道使用料等検討委員会」において、水道料金の適正化などについて審議の結果、「統合後の水道料金は現簡易水道の料金体系を基本に料金を統一すべきである。ただし、一気に引き上げると生活に影響があるので、特に旧三次市エリアの家事用については、当分の間は最大2割増まで」という報告をいただきました。この報告を尊重し、昨年12月市議会定例会での審議および議決を経て、水道料金の改定を次のとおり行うこととしました。●料金改定の内容一気に引き上げないように、当分の間、引き上げ幅を「家事用」で最大2割まで、「営業用」で最大2割9分までとします。なお、メーター使用料と現簡易水道事業の水道料金は現行のままです。水道料金の新旧料金体系は、表1・2のとおりです。●新規接続時の施設分担金(加入金)の取り扱い平成29年4月から、現簡易水道事業(旧町村エリア)への新規接続時の施設分担金は、現水道事業の施設分担金に統一します。平成29年4月から水道料金等が変わります表1 水道料金体系(改定前)用 途1カ月当たり使用料(税抜)基本水量基本料金超過水量超過料金(1㎥につき)家事用  8㎥ 1,030円8㎥を超え20㎥まで140円20㎥を超え50㎥まで155円50㎥を超えるもの180円営業用 20㎥ 3,090円20㎥を超え100㎥まで190円100㎥を超えるもの205円官公署学校用 20㎥ 3,090円20㎥を超え100㎥まで190円100㎥を超えるもの205円工場用400㎥75,900円400㎥を超え2,000㎥まで230円2,000㎥を超えるもの240円臨時用 10㎥3,090円10㎥を超えるもの450円広報みよし 2017.2月号4

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