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増田和俊vol.64連載地域の皆様の長年のご努力に、本当に頭の下がる思いで、感謝しました。川地地域の上水道整備のため、平成13年に設立された「川地地区営農飲雑用水施設整備事業推進組合」が、その役割を終え解散の運びとなりました。当時、川地地域では、水道整備前は、多くのご家庭で井戸水などをご利用され、水量が十分でないこと、水質に不安を感じることから、長年にわたって水道整備を要望されていました。こうした中、川地地域では早期に水道を整備するため、費用の一部を地元で負担される「営農飲雑用水」事業を選択されました。事業組合が負担金を各組合員から集め、事業の負担金を償還していくという、他に例のない取り組みを進められたのです。平成21年に待望の水道は利用開始となりました。安全な水を、安心して利用していただけるようになっています。地域の支え合いの中で、事業着手以来、15年の長きにわたって、負担金を償還された地域の皆様のご尽力に感謝いたします。自分たちの力で、住みやすい地域を創り出していく取り組みを、これからもしっかりと応援していきます。これからも、子どもの成長にとって必要なことを絶えず考えながら、「子どもの成長を育むまち、子育てしやすい環境づくり」に力を入れて取り組んでいきます。三次に、新しい魅力が加わりました。三次の将来を担っていく子どもたちが、想像力豊かに遊べる場として、「三次市こどもの室内遊び場『みよし森のポッケ』」がオープンしました。この施設は、季節や天候に左右されずに、親子で安心して遊べる施設として、「みよしあそびの王国」に近接する「旧三次市情報センター」を改修したものです。たくさんの木のおもちゃを備えており、子どもたちの「遊びたい」という思いを育みながら、のびのびと元気に過ごしてもらえるひとときを提供したいと思います。地域の力が「上水道」を実現親子でのびのび遊べる「遊び場」が誕生落成式でダンスを披露する酒屋保育所の園児たちエコでいこう!エコでいこう!ごみ減量ごみ減量CO2削減CO2削減市内の住民自治組織では、家庭から排出される廃食油や割り箸の回収などに取り組み、環境問題に取り組む拠点づくりを目的とした三次市街角ECOステーション事業を実施しています。 使用済みのてんぷら油など不要になった廃食油や割り箸は、お近くの住民自治組織へ持ち込みましょう。 回収された廃食油や割り箸は、ごみ収集車の燃料や製紙原料として再利用されています。~地域の環境を守るエコな取り組み~三次市街角Eエ コCOステーションをご利用ください問 環境政策課業務管理係 ☎0824-66-3449 0824-66-3168家庭から排出される廃食油、割り箸をリサイクル広報みよし 2017.5月号9

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