miyoshi159L
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Prole三次市高杉町出身。平成28年6月に「お山の中の雑貨屋さんnにこいちicoichi」をオープン。子ども服やアクセサリーなど、ご夫婦の手作り作品をメインに、手作り作家さんの雑貨を販売。7才・5才・2才の3人の育児をしながら、お店の経営に奮闘中。川かわ口ぐち 志し保ほ さん「お山の中の雑貨屋さん nにこいちicoichi」三次市高杉町2330 ☎050-5535-0862《営業日》火曜日~木曜日(祝日は休み)《営業時間》10時~16時 とお客様に言われたこともあって、起業支援セミナーに参加して良かったと思います。平田 私の場合は、店舗を持たずに起業ができるのですが、その代わり、講座やワークショップを開くための会場を借りなければいけません。どこに、どのような施設や設備があるのか、費用はいくらなのかなど、一つひとつ調べて準備をすることが大変でした。講座の開催日程も、雪の降る日の夜に設定してしまうなど、情報収集が足りなかったなと反省もあります。起業支援セミナーやその後の個別相談会を受けて、意識を「したい」から「します」に変えたことで、思いを実現する機会が早くやってくるようになったと思います。同じ受講生の川口さんのお店を講座の会場に使わせてもらうなど、繋がりが続いていることも良かったです。川口 起業支援セミナーの受講とお店のオープンがほぼ同時だったので、ただ必死に毎日をこなしていた時期での受講でした。起業支援セミナーが講座を聞くだけでなく、自分のやりたいことを書き出して、川口 最初は広島市内やその近郊で、住宅兼店舗ができる物件を探していましたが、なかなか良い物件と出会えませんでした。ここかな? と決まりかけた時に3人目の子どもの妊娠が分かって、家族5人で住むには難しい物件だったので、一度白紙に戻しました。そこで、三次に戻ってみようかと考え、私の実家の目の前の土地に家と店舗を建てることになりました。夫も、子育てで大変になる今後のことを考えて、賛成してくれました。―お互いに刺激し合える同期との繋がり―牛来 起業することで困っていたことや、そんな中で起業支援セミナーを受講してみて良かったことはありますか?高橋 起業するには何から始めていいのか分からなかったです。今、何をやらなければいけないのか、自分がしていることは今やるべきことなのか? と不安でした。起業支援セミナーに行くことも、どのタイミングで、どんなセミナーに行くと良いのかも分からず、とりあえず参加しました。勢いや流れに任せて進んでいたので、もっと下調べをした方が良かったのかな、と思うこともあるけど、セミナーに参加することで、ほかにもこんな仕事があって、こんなに起業したいと思う人がいると知ることができて刺激になりました。「ほかの受講生から聞いて来ました」―がんばれたのは「やるしかない!」という思いと場所に出会えた縁―牛来 起業するまでにはいろいろな不安や苦労があったと思いますが、それを乗り越えて、がんばり続けられた理由は何ですか?平田 不安は確かにありましたが、仕事に魅力を感じていましたし、人に寄り添い貢献できる素敵な仕事。人生という幅広い中で自分の得意を生かせるライフオーガナイザーⓇという仕事。年齢とともに成長していけると思い、「これはやるしかない!」と思いました。高橋 専門学校を卒業後、元の職場などでアルバイトをさせてもらいながら、物件探しをしていました。なかなか良い物件が見つからず、探し始めて1年が過ぎた頃、技術的にも時代のズレが出るんじゃないか? どこかに就職した方がいいんじゃないか? と不安が出て来ました。モチベーションが下がりそうな時に、物件が見つかって、「これは起業のタイミングだ!」と思いました。広報みよし 2017.6月号4

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