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増田和俊vol.65連載笑顔の握手、メキシコオリンピック委員会の皆さんとの再会です。メキシコオリンピックチームの広島県での事前合宿に関する基本協定が5月25日に広島市内で締結されました。今年1月の事前視察に続いての来日となった委員会の皆さんと、再会をともに喜びあいました。今回の協定式では、事前合宿候補地として立候補している県内13の市町も出席し、それぞれのPRを行いました。私自身も、「事前合宿誘致三次市実行委員会」の皆さんとともに、2つの高速道路が交わる利便性の良さや、プロ野球や全国大会の開催実績があるしっかりとした施設であること、そして、何よりも、市民の皆さんが、事前合宿を心待ちにされていることなどをしっかり伝えてきました。いち早く、三次への事前合宿誘致に取り組んできましたが、これまでの頑張りが実りつつあることを実感しています。これから、メキシコ側が、合宿地を選定されますが、三次市の熱意が通じることを信じて、吉報を待ちたいと思います。4月に防災士のネットワークが設立されました。このネットワークは、市内19地域の防災士の皆さんが、防災力の向上をめざして、防災情報の交換と知識を高めていくために設立され、61人が加入されています。災害による被害を防ぐには、「自助」、「共助」、「公助」の役割分担と連携が重要です。防災士の皆さんには、「共助」のリーダーとしての役割が期待されています。気候変動を受けて、国と県は想定最大降雨による浸水を「100年に一回」から、「1000年に一回」の想定へと見直しています。これから、本格的な梅雨の季節を迎えます。毎年のように、全国各地で大規模な災害が発生し大きな被害が出ています。災害から身を守るには、危険を感じたら、早めに避難することが大切です。日ごろから家族はもちろん、近隣の方々と話し合い、防災士の助言・指導を受けながら、万一の事態に備えていただきたいと思います。みんなの力で、三次の防災力を高めていきましょう。オリンピック事前合宿誘致に前進みんなの力で防災力を高めるメキシコオリンピック委員会との記念撮影「百物語絵巻(稲生物怪録絵巻)」 明治時代(仮称)湯ゆ本もと豪こう一いち記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)の開館に向けて、湯本豪一さんのコレクションを紹介します。また、今後、開催する関連イベントなどについてもお知らせしていきますので、ぜひご参加ください。「百ひゃく物もの語がたり絵え巻まき」は、江戸時代の三次を舞台に繰り広げられる妖怪物語、「稲いの生う物もの怪のけ録ろく」を題材に描かれた絵巻物です。主人公の稲生平太郎が16歳のときに、30日間連続して屋敷に現れる様々な怪異・化け物に、ひるむことなく、勇気をもって耐えぬいたという物語です。独特な画風で描かれた化け物たちは怖さより面白さが際立ちます。コレクションには「稲とう亭てい物ぶっ怪かい録ろく」を含む稲生物怪録に関する貴重な資料が多数含まれています。問 三次地区拠点整備事業プロジェクトチーム(事務局 三次市政策部特命担当)☎0824-62-6408 0824-62-6137シリーズ1広報みよし 2017.6月号9

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