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8月24日(木)、妖怪研究家の湯本豪一さんから寄贈していただいた、絵巻や木像などの妖怪資料約3,000点が三次市に届き、作木山村開発センター内にある収蔵室へ資料の受け入れを行いました。今後は資料の確認と整理を行い、「(仮称)湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)」の開館前に、市民の皆さんにお披露目できる機会を計画していきます。「稲生物怪録」や妖怪博物館を生かした文化・観光の振興について、可能性や方向性等を議論しながら、「夢」や「将来像」等を共有し、その実現に向けた取り組み等についての提言をいただくことを目的として設置しています。8月1日(火)、第2回会議を開催し、外部有識者として水木しげる記念館館長の庄しょう司じ行ゆき男おさんとフォルスタッフ編集の梅うめ沢ざわ一かず孔のりさんを招きました。水木しげるロードの取り組み、都市部から見た三次の知名度、周辺地域や観光施設との連携等についてプレゼンテーションを受けました。委員の皆さんからは、キャラクター開発の重要性、小さな子どもが楽しめる工夫、妖怪関連地域との協議会設立、妖怪と神楽のコラボレーションなど、それぞれの立場から見た可能性について、様々な意見が出されました。今後は出された意見を分野ごとに整理し、分科会形式で議論を深めていくことを確認して終了しました。問 三次地区拠点整備事業プロジェクトチーム  (事務局 三次市政策部特命担当)  ☎0824-62-6408 0824-62-6137湯ゆ本もと豪こう一いちコレクションが三次市に届きました!湯本豪一コレクション紹介第2回 三次市妖怪を生かした文化・観光推進市民委員会を開催しました!古来、九十九年もの歳月を経た器物は魂を宿し、付つく喪も神がみになると考えられてきました。この絵巻は、捨てられた器物が付喪神となって人間たちに復讐をしますが、最後には行いをとがめられ、仏道に入って修行し、成仏するといった、仏教を説く絵巻として描かれたものです。今でも使われている様々な道具が登場し、少しとぼけたユニークな姿を見せてくれています。【 付喪神クイズの答え ①杓しゃ文も字じ ②扇子 ③土瓶 】この付喪神は、何の道具でしょう?①②③TsukumogamiQuiz「付つく喪も神がみ絵え巻まき」 江戸時代湯本豪一さん妖怪立像神農鬼が島退治絵巻人面草紙シリーズ4広報みよし 2017.9月号9

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