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三次の子どもの学力は?【全国・広島県の学力調査の結果から】基礎的な知識の定着は図られ、知識を活用する力に課題4月18日(火)に平成29年度全国学力・学習状況調査(以下、全国調査)、6月13日(火)に平成29年度「基礎・基本」定着状況調査(以下、県調査)が、それぞれ一斉に実施されました。小学校6年生 平均正答率(%)毎日同じくらいの時刻に寝ています(小6)中学校3年生 平均正答率(%)毎日同じくらいの時刻に起きています(中3)405060708090(%)■三次市 ■広島県 ■全国807774.86257.561818178.6464745.9国語A国語B算数A算数B203040506070(%)■同じ時刻に寝ている■同じ時刻に寝ていない65.243.249.628.8国語B算数B405060708090(%)■三次市 ■広島県 ■全国817877.47772.273676464.6494848.1国語A国語B数学A数学B20304050607080(%)■同じ時刻に起きている■同じ時刻に起きていない76.863.949.631.7国語B数学B成 果 小学校では、小学校算数「B問題」を除いて、県平均・全国平均以上の平均正答率です。また、中学校では数学「B問題」を除き、県平均を約3ポイント以上、上回っています。「A問題」については、小中学校ともに県平均・全国平均以上であり、基礎的な知識の定着は確実に図られています。課 題 小・中学校ともに、「A問題」に比べ「B問題」の正答率が低いという実態が見られ、知識を活用して答える問題に対する指導の改善が必要です。全国調査では、子どもたちの生活の状況を質問紙で調査しています。基本的な生活習慣と学力との関係を見ると、次のような傾向が見られます。これらの傾向は、特に「知識を活用する問題」において顕著に表れています。基本的な生活習慣の定着家庭では、「基本的生活習慣(早寝・早起き・朝ご飯)」「家庭での学習習慣」を身に付けさせることにご協力ください。今後も、学校と家庭でともに子どもたちを育てていきましょう。全国学力・学習状況調査子どもたちの生活と学力との関係全国の小学校6年生と中学校3年生を対象に、国語、算数・数学の2教科で実施。「A問題」:基礎的な知識を問う問題「B問題」:知識を活用する問題(市・県は整数値で表記)「寝る時刻」が毎日同じくらいの児童生徒は、そうでない児童生徒に比べて、教科の正答率が高い「起きる時刻」が毎日同じくらいの児童生徒は、そうでない児童生徒に比べて、教科の正答率が高い教科平均正答率の高さ広報みよし 2017.10月号8

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