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明けましておめでとうございます。市民の皆様には、輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。皆様には、平素から市政運営に格別のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。新年にあたりまして、皆様のご期待に応え、三次の未来を拓いていくために全力を尽くして参りますことを、改めて決意いたしております。昨年も、皆様との対話を深めながら、子育て、教育、医療、福祉など、住みやすく安心した生活を支える施策と、道路、下水道の整備などの生活基盤整備に取り組んでまいりました。皆様との対話の中で、合併から13年が経三次市長 増ます田だ 和かず俊とし平成30(2018)年 過しても多くの課題が残っていることを痛感しながら、ご要望に少しずつでもお応えしていくという姿勢を職員と共有して、市政を進めてきた一年だったと感じております。その一端を申し上げますと、子育ての分野では、室内で遊べる施設「みよし森のポッケ」が4月にオープンしました。「みよしあそびの王国」と合わせて、親子が安心して遊べる場所として、県外からも多くの皆様にお越しいただいております。教育の分野では、念願でありました県立中高一貫教育校の誘致が実現し、来春には三次高等学校に「県立中学校」が開校します。12月に制定しました「三次市子どもの未来応援宣言」に基づく施策と合わせて、三次で生まれ育つ、すべての子どもたちの可能性を伸ばし、希望を支え、チャレンジを応援していきます。企業立地も順調に進み、有効求人倍率も高水準で推移するなど、雇用の場も確保することができております。さらに、11月には「若者への就職支援」、「女性の活躍促進」などの効果を期待して、県内の自治体で初めて、広島労働局と雇用対策協定を締結しました。また、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けては、「陸上」と「野球」の2競技について、メキシコ選手団の事前合宿が決定という、大きな喜びを感じた一年でもありました。さて、今年は、5月のプロ野球公式戦をはじめ、7月に「忠臣蔵サミット」、8月には「全国川サミット」、そして8月下旬から、メキシコ選手団の合宿という大きなイベントが相次ぎます。これらのイベントと、建設中の三次地区拠点施設など5つの拠点創造プロジェクトの効果を組み合わせ、「発信の年」をキーワードに、広く全国に向けて三次の魅力をアピールしていきたいと考えています。あわせて、皆様が意欲を持って頑張っていただけるよう、地域の拠点づくりを推進し、地域の熱意と個性のある取組を支援することで、「住み続けたい、住んでよかった」と感じられるまちづくりに取り組んでまいりますので、今年も変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。結びにあたり、日頃の市政へのお力添えに深く感謝申し上げ、皆様にとりまして幸多き一年になりますよう心からお祈りし、年頭のごあいさつといたします。広報みよし 2018.1月号2

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