miyoshi167L
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三次市子どもの未来応援宣言 -可能性と希望、そしてチャレンジ-子どもたちの未来は地域の未来です。私たちは、三次市で生まれ育つすべての子どもたちの可能性を伸ばし希望を支え、チャレンジを応援します。私たちは、力を合わせて子どもたちの未来を全力で応援することによって、三次市が「いつまでも住みたい地域、いつかは帰ってきたい地域」となることをめざします。私たちは、【子どもたちの可能性を伸ばします】~自然の中での実体験や文化体験を乳幼児期から重視~ 私たちは子どもたちに、豊かな自然・文化・地域のつながりを通して、実感の持てる多様な体験の機会を提供できます。これらの実体験を活かして、乳幼児期から一人ひとりの可能性を伸ばし、豊かな人格と感性を育てます。【子どもたちの希望を支えます】~子どもの貧困、虐待、いじめ、発達支援などへの取組と継続支援~ 様々な要因によって社会からの支援を要する子どもたちがいます。私たちは生育環境や教育環境を整え、居場所づくりなどに取り組むことによって、すべての子どもたちが希望を持ち、それを実現できるよう支えます。【子どもたちのチャレンジを応援します】~自ら考え一歩前に踏み出す行動力と創意工夫する心をサポート~ 私たちは、子どもたちが自ら考え、具体的に一歩を踏み出し、わくわく生き生きと多様なチャレンジをしていくことを、全力で応援します。この議論をもとに応援宣言(素案)を作成し、関係機関への内容の説明やパブリック・コメントなどにより市民の方からご意見をいただき、最終的な応援宣言(案)を取りまとめ、平成29年12月市議会定例会に提案し、議決されました。今後の取り組み応援宣言のめざすべき姿を具現化していくため、平成30年1月に三次市子どもの未来応援宣言推進委員会およびプロジェクトチームを設置し、妊娠期から高等学校までの成長段階における、必要な施策や事務事業をとりまとめた個別事業計画の策定に向けて、協議を進めています。問 企画調整担当 ☎0824-62-6115 0824-62-6137策定の経緯◦背 景平成28年度国民生活基礎調査(厚生労働省)によると子どもの貧困率は13・9%とされており、国において子どもの貧困対策の推進に関する法律が制定され、都道府県や各自治体においても各種施策が推進されつつあります。◦経 過三次市としての取り組みの方向性を見出すため、平成28年度から子育て・福祉・教育の分野に関わる職員を中心に、教育機関等との意見交換をはじめとする調査・研究を行い、取り組み内容の検討を進めてきました。宣言の策定にあたっては、保育・保健に関わっている方や子育て世代、公募市民、住民自治組織や経済団体の関係者、有識者などによる「三次市子どもの未来応援宣言策定市民会議」を設置し、三次市がめざすべき姿について、6回にわたり活発な議論が行われました。Child of the future広報みよし 2018.2月号3

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