miyoshi169L
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三次市子どもの未来応援宣言の策定にあたり、保育・保健に関わっている方や子育て世代、公募市民、住民自治組織や経済団体の代表者、大学教授などの有識者で構成された13人の委員による「三次市子どもの未来応援宣言策定市民会議」を設置しました。市民会議では三次市がめざすべき姿について、6回にわたり活発に議論され、三次市の子どもたちを育てるため「可能性」と「希望」、そして「チャレンジ」の3つを柱とする、応援宣言の提言をいただきました。今回は市民会議からいただいたメッセージと応援宣言に基づく事業の一例を紹介します。応援宣言に基づく事業の一例「私たちは、子どもたちの可能性を伸ばします」☆体験活動の充実 ・みよし版わくわく体験活動推進事業 ・森のポッケを拠点とした子どもの「遊び」推進事業 など「私たちは、子どもたちの希望を支えます」☆三次市妊娠・出産・子育て相談支援センター(ネウボラみよし)による支援 ・乳幼児家庭全戸訪問と産婦訪問 ・地域子育て支援センター保健師等巡回相談 など「私たちは、子どもたちのチャレンジを応援します」☆チャレンジする場、夢を与える場の提供 ・魅力ある高校づくり支援事業 ・がんばる中学生の英語応援事業 など三次市子どもの未来応援宣言に関する市民会議からのメッセージと主な事業を紹介します三み村むら 真ま弓ゆみ 会長 (広島大学大学院教育学研究科教授)この度の「三次市子どもの未来応援宣言」策定のために設置された市民会議に、三次市の様々な方が委員として参加されました。会議では、これまでのご自身の経験をもとに貴重なご意見を数多くいただき、毎回熱い議論で盛り上がりました。また、市役所の担当の方々の緻密な計画や細やかな対応によって、スムーズに計画を進めることができました。私は、市民の方々や行政の方々の、三次市および子どもたちに対する非常に熱い思いがひしひしと感じられ、三次市はすごいなあ、三次市の子どもの未来は明るいなあと、感動しました。「三次市子どもの未来応援宣言」はスタートです。この宣言を実現するためには市民の方々のご協力が必須です。どうぞよろしくお願いします。橋はし本もと 康やす男お 副会長 (元公益財団法人 広島県地域保健医療推進機構 地域医療支援センター部長)中国地方の十字路に位置する三次市の未来は、中国山地の未来でもあります。古くからの歴史を持ち文化と自然に恵まれたこの地では、子どもたちが大切にされ、地域の人々に育てられてきました。この三次市の強みを地域の力にしていくのだという強い思いが、「三次市子どもの未来応援宣言」には込められています。すべての子どもたちが多様な体験機会を通じてその可能性を伸ばしていく、厳しい環境に置かれた子どもたちを誰一人として置き去りにはしない、そして三次市の未来を担う子どもたちのチャレンジを全力で応援することで地域の未来を自分たちで切り拓いていく、そんな地域づくりの行動宣言なのです。広報みよし 2018.4月号12

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