miyoshi169L
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障害者施策の基本方向を示す計画である「第2期障害者福祉計画」の中間年での見直しと、平成32年度までの向こう3年間における障害福祉サービス見込量を定めた「第5期障害福祉計画」「第1期障害児福祉計画」の3つの計画を一体化した「三次市障害者計画」を策定しました。◆基本目標1 共生社会のまちづくり  障害の有無に関わらず互いに理解し合い、ともに支え合う地域共生社会の実現のために、広報・啓発活動や福祉教育を通じて、障害に対する誤解や理解不足の解消を図ります。また、障害者団体等が行う自主的社会活動と連携し、障害者の自立した地域生活や社会参加を促進するための協働の取り組みを進めます。◆基本目標2 相談支援体制の強化  平成27年に設置した福祉総合相談支援センターにより、ワンストップで福祉に関する相談体制を構築しており、多様なニーズに応じたワンストップ機能の推進を図るとともに、障害者支援ネットワーク連絡会議の相談支援部会で相談事例の集積・共有を行い、相談支援事業所との連携強化を図ります。◆基本目標3 安心して生活できる支援体制の強化  地域での暮らしを支える障害福祉サービスや生活支援事業の充実、居住の場の確保等、生活支援体制の整備・充実をめざします。  さらに、地域における安全で快適な生活環境や情報提供体制を整備するとともに、避難行動要支援者への支援や権利擁護の推進に努めます。◆基本目標4 いきいきと働ける仕組みと支援の充実  適性と能力に応じた職業に就き、社会経済活動に参加し、自立した生活を送ることができるよう、就業の場、雇用機会の確保に努めるとともに、事業所への雇用理解、障害者への職業相談、職業訓練の充実等、雇用の拡大と定着を図ります。  また、三次市障害者優先調達方針に基づき、関係機関や事業所に対する障害者就労支援施設等からの受注機会の拡大を推進します。◆基本目標5 相談から療育までの一貫した支援体制の整備  発達の課題や障害を早期に発見することにより、適切な時期に発達支援を行うことで、子どもの健やかな成長を促します。  乳幼児期から、一貫して支援する環境づくりを推進するとともに、成人後も一人ひとりが適切な支援を受けられる体制整備をめざします。乳幼児期から高齢期まで、様々な障害の特性とライフステージに応じた切れ目のない支援施策を行います。「三次市障害者計画」を策定しました問 社会福祉課障害者福祉係 ☎0824-65-2051 0824-62-6285[時 期][ステージ]教 育(高齢期の支援)社会参画療 育乳幼児期学齢期成年期高齢期障害のある人一人ひとりが地域の一員として尊重され、自己選択と自己決定のもとに、安心して自分らしく自立した生活を送ることのできる地域社会の実現障害のある人が、地域でいきいきと、自分らしく生きることのできるまち基本理念めざす将来像広報みよし 2018.4月号14

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