miyoshi173L
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平成30年7月豪雨災害豪雨により川の水位が堤防の高さに迫る(巴橋付近) 7月7日(土)6時頃提供:宮脇写真館「47・7大水害」に匹敵するものでした。大雨特別警報を受け、市に災害対策本部を設置し、避難勧告、避難指示の発令、避難所の早期開設、水防活動など、国、県、消防団、消防署などと連携して、市民の皆様の命を守る手だてを尽くしたところです。とりわけ、土のうの設置やため池の点検調査などの素早い水防活動に献身的に尽くしていただきました消防団や防災組織の皆様、そして国土交通省、広島県など関係機関・団体の皆様に心から感謝を申し上げます。また、被災後に近隣自治体をはじめ、全国各地から支援物資の申し出や、ふるさと納税による寄附、ボランティア活動など、多くの温かいご支援をいただいておりますことに、心よりお礼を申し上げます。この度の豪雨で、尾関山観測局では、これまでの観測値を更新する13・4mという河川水位を観測しましたが、「47・7大水害」の被災以降、河川改修、堤防のかさ上げなどの治水対策の積み重ねによりまして、外水の氾濫は防ぐことができました。しかし、内水により、住宅・事業所をはじめ、数多くの建物に浸水被害が発生しました。これは今後も予想される大雨対策への課題であり、被害状況を踏まえ改善策を講じます。早期全面復旧に全力を挙げており、県知事、国会議員、国土交通省をはじめ関係各位に、緊急要望書を提出し、本市の被災の実態を伝えるとともに、早期復旧への支援を強く求めたところです。政府から「激甚災害」の指定を受け、今後、公共土木施設、農地等復旧事業に係る補助や、中小企業者に対する災害関係保証などの面で特例措置を受けることが可能になりました。この支援策を最大限に活用して、被災された方々が一日も早く元の生活に戻ることができるように、全力を尽くしてまいりますので、市民の皆様の格別のご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。三次市長 増田 和俊広報みよし 2018.8月号3

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