miyoshi173L
8/36

三次市妊娠・出産・子育て相談支援センター現在、少子化、核家族化等がすすむ中、家族形態の変化や地域の人間関係の希薄化、暮らしの情報化等社会情勢も日々多様に変化しています。昨年行った母子保健アンケートでは、約4割の方が、妊娠期から産後2カ月の間に不安や負担(体調不良、育児疲れなど)を感じていることが分かりました。不安や負担を感じる内容は、妊娠中は、「出産の不安」「体調不良」、産後2カ月までは「睡眠不足」「出産、育児による体調の疲れ」が上位となっています。また、「相談相手がいなかった」、「家事や育児を手伝ってくれる協力者がいなかった」との回答もありました。生まれたばかりの子どもと過ごすお母さんは、相談や育児のサポートをする人がいないと、子どもから目を離すこともできず、授乳におむつ替え、夜泣きなどに追われ疲れ切ってしまいます。心の余裕のない状態ではイライラして子どもにあたってしまうこともあるかもしれません。「ネウボラみよし」は、お母さんたちが育児の不安や悩みを一人で抱え込まないように、安心して妊娠、出産、子育てができるように相談できる場所です。お母さんや子どもの健康、子育ての悩みなど、様々な相談に保健師、助産師、看護師、栄養士、歯科衛生士、保育士、家庭児童相談員が対応しますので、気軽に立ち寄ってください。今月号では、子育て中の親と子どもを支援する制度や取り組みを紹介します。妊娠前○不妊検査の助成○一般不妊治療費の助成○不育治療費の助成○特定不妊治療費の助成妊娠期○母子健康手帳の交付○電子母子手帳○妊婦健康診査○妊婦歯科健康診査○パパママ教室○妊婦訪問産 後○産婦健康診査(産後2週・1カ月)○母乳育児相談助成事業○産後ケア(宿泊型・デイケア)○産前・産後ヘルパー派遣妊娠期からの切れ目のない支援をめざして広報みよし 2018.8月号8

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る