miyoshi177L
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 今月は、精神障害を考えます。精神障害は、統合失調症、躁うつ病、薬物やアルコール依存症など精神疾患のため日常生活や社会生活がしづらくなることをいいます。次回は、視覚障害について考えます。問 社会福祉課障害者福祉係  ☎0824-65-2051 0824-62-6285  三次市障害者支援センター ☎0824-65-1131 0824-65-1132生活場面例困りごと対応例行 政○大勢の人がいるところでは、どうしてもまわりが気になってしまい、落ち着かず、待合室での順番待ちが難しい。⇒別室の確保が困難だったため、待合室の中で、比較的まわりからの視界が遮られるようなスペースにいすを移動させ、順番待ちができるよう配慮した。○申請書類の記入に長い時間を要するので、役所に行ってその場で記入するのは気が引ける。⇒事前に申請書類を送付しておき、役所に来るとき、記入したものを持ってきていただくことにした。学校・教育○障害の状況によって、授業中に情緒不安定になってしまうことがある。⇒情緒不安定になったときは、落ち着くまで一人になれる場所に移動して、休むことができるようにした。仕事・雇用○外来の受診日が決まっており、勤務のシフトとなかなか合わず、予定の日に受診できないことがある。⇒受診の妨げにならない勤務体制を組むことにし、やむをえない場合は、受診のために休めるようにした。○1時間以上連続して業務を行うと、強いストレスを感じ、業務効率も落ちてしまう。⇒休憩時間の配分を調整し、1時間おきに休憩できるようにした。サービス (買い物・飲食店など)○異性とのコミュニケーションに負担を感じてしまうことから、同性に接客対応してほしい。⇒同性の店員がいる場合には、その店員が接客対応することにした。公共交通○電車やバス等を利用している際に、事故で止まったり、遅れたりするなどの異変が生じたとき、状況が理解できるよう伝えてほしい。⇒障害特性を理解して、わかりやすく、ていねいなアナウンスや表示を心がけた。~合理的配慮の提供事例~広報みよし 2018.12月号9

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